年末は日活ロマンポルノとニーベルングの指環です

 昨日東京で勤務を終え、今日からベンプレ親父はお正月休みに入りました。病院は今日の午前中まで仕事ですが、私は明日31日のpm6:00から元旦のam9:00まで当直なので、今日の午前中はお休みをいただきました。
 既に買っていたソフトで見ていないBD、聴いていないSACDがあるので、このお正月休みはコレをやっちゃおうかと。
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 まずは日活ロマンポルノのBDから。いただいた秋鹿純米大吟醸一貫造りをヤリながら、お楽しみです。
 私は高校生の頃から(ゴメンナサイ)渋谷道玄坂というか円山町にあった日活の映画館に通い始め、日活ロマンポルノのファンです。
 団鬼六先生のシリーズはほぼ全て封切りで見ていますし、現在も手に入る団先生のBDはアメリカ版も含めて全て持っていると思います。

 それ以外にも沢山見ましたが、今日は未見のBD二本立てと逝きました。
 右のBDは神代辰巳監督の「四畳半襖の裏張り」。日活ロマン屈指の名作とされるのですが、私にはピンと来ませんでした。宮下順子さんがキレイやな~というくらい。
 この手の廓ものなら、なんといっても「赤線玉の井・ぬけられます」にトドメを刺しますね。

 左のBDは相米慎二監督の「ラブホテル」です。破産した経営者が自死の前にホテトル嬢を呼び、破滅的な行為を行いますが、その行為を通じて彼は自死を思いとどまります。
 2年後、タクシー運転手として働く彼は偶然そのホテトル嬢を見つけますが・・・という話です。

 なんと言いますか、純愛ものと言えるのですが、そこには大人の事情もあり・・・複雑な男女の心情が感慨を誘う名画ですね。
 BGMに使われる、もんた&ブラザーズ「赤いアンブレラ」が実に印象的です。
 ベンプレ親父は先ほどCDをポチっちゃいましたよ。
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 さて、年末といえばクラシックファンにはNHK-FMのバイロイト音楽祭ライブ録音の放送ですね。
 五味康祐先生の著書にはこの放送を録音しながら音楽、オーディオ、そして人生について深く考える文章がありまあす。
 最近はFMを聴くことも少なくなったので、今日はステレオサウンド社から出たばかりのニーベルングの指環より「ラインの黄金」(上の写真)を聴きました。

 実はこのSACDはショルティ・ウィーンフィル・カルーショウのDECCAの例のやつです。
 私はこの録音はLP(残念ながら日本盤、キングレコード)、エソテリックから出たSACDの二種類を持っているのですが、ちょっと面白いところが有り入手してみました。

 キングのLPはDECCA本社から送られてきたスタンパーでプレスされているそうです。
 エソテリックのSACDがどこから起こされたものかはエソSACDに付属している分厚い解説書を読んでも良くわかりませんでした。
 ステサンSACDはキングレコードにスタンパーに事故があった時にキング社でスタンパーが作れるように押さえとして送られていた準マスターテープからだそうです。

 聴いてみましたがとても良い録音です。ショルティーの「指環」はこの「ラインの黄金」の録音が一番良いと言う人がいます。長岡鉄男先生もそう言っておられました。
 しかし普通に聴くには一番録音の新しい「ワルキューレ」が良いような?

 今回、ステランSACDの「ラインの黄金」を聴いて、コレが一番との意見が良くわかりました。
 この後「ワルキューレ」、「ジークフリート」、「神々の黄昏」も順次この準マスターテープを使ってSACD化されるらしいです。
 楽しみですね。

P.S.
 皆さん、下元史朗主演、高橋伴明監督の新東宝映画「非行記録 少女売春」の情報をお持ちではないでしょうか。
 日活ロマンポルノと併映した映画です。日活の方が少々お金が掛かっていてキャストも豪華でしたが、新東宝はB級感が凄く、いかにもピンク映画という印象で、これはこれで味がありました。

 この中の一本を忘れることができません。ストーリーはこんな感じです。

 舞台は東京郊外、基地の町福生。そこに少女買春のグループがあり、一人の若い巡査(下元史朗)がそれを摘発しようとします。
 売春グループのリーダー(やはり売春少女です)は感じるところが有り、グループに解散を命じます。

 リーダーの少女は帰る家もなく、巡査のアパートに転がり込みます。その時点から、いやその前から二人はプラトニックラブに落ちています。
 巡査は少女を真っ当な道に戻そうとしますが、そう簡単にはいきません。

 ついに少女は昔の仲間を集め、売春を再開、ホテル代わりに巡査のアパートを使います。
 このあたり、少女の巡査への思い、彼の自分への好意が少女にもよく分かっているのに、同居しているのに、彼が少女に決定的な行動どころか思いの言葉すら打ち明けない。
 少女の苛立ちと暴走に至る感情がよく現れています。
 同時に巡査の自らの感情とそれを自制しようとする葛藤もよく描かれています。

 新たな売春行為を知った巡査は警察に彼女を連行し、自分も場所提供者として自分から罪を負います。

 二人はほどなく釈放され、夜の中あてどもなく彼のアパートに帰り着きます。
 そしてその夜が明けようとする時ついに、二人は結ばれます。

 彼は巡査という職を失い、解放されたのでしょうか。彼と少女は全てのわだかまりから自由になったのでしょうか。

 二人が結ばれる朝焼けの中の行為中、バックに流れるのはストラビンスキー「火の鳥」の終曲でした。

 こんな純愛映画ですが、題名は実は覚えていません。下元史朗さんの出演映画一覧から題名をひろうと、1976年封切りの新東宝映画、「非行記録 少女売春」ではないかと思います。
 この映画はDVDもビデオテープも発売されていないと思います。

 この映画の情報をお持ちの方がおられましたらコメント欄にご一報を。
 主演女優さんは長い黒髪と浅黒い肌、大きな目が印象的なスレンダーな方でした。

 万が一ポスターなぞお持ちの方がおられましたら、ベンプレ親父は高価で買取ますぞ。
 私のメルアドkojoh@pearl.ocn.ne.jpまでご一報を。
 

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