120.6kg 甦れ!日本大学フェニックス!!
昨夜、関東学生フットボール連盟の裁定が発表され、日大アメフト部・レイトヒット事件は一区切りつきました。
裁定は、
①内田監督、井上コーチの除名
②森ディフェンスコーチの資格停止
③#91の無期限出場停止
④日大の無期限出場停止
③、④には但し書きがあり、反省し、体制を一新、再発防止を確立できた場合は出場停止処分の解除を検討するというものでした。
たいへん妥当性、納得性の高い裁定だと思います。
さあ、日大フェニックスは今日から再建に全力を上げなければなりません。
チーム挙げての反省、コーチも含めた体制の刷新、フェアプレー精神の徹底を目に見える形で早急に実行し、再度チーム一丸となり連盟への復帰を果たさねば。
何をおいても8月末までに復帰を目指し、全学をあげ、OB、現役をあげて復帰実現へ全力を傾けねばなりません。
そして、フットボールを愛するなら、それは必ず成し遂げられると信じなければなりません。そして成し遂げねばなりません。
大学スポーツは4年で終了です。今の4年生には今秋のリーグ戦しか残されたゲームはないのです。
石に齧り付いてもやる。それしかありません。
そして、フェニックスは強くあらなければなりません。ここ暫くは学生中心の自主練習でしょうが、キャプテンを中心に練習強度を落とさず、合理的な練習を通じて技術力、体力向上を図り、秋のリーグ戦への復帰を信じて頑張り抜くことです。
もちろん早急に、それこそ1~2週間のうちに新監督、新コーチを招聘し、体制を固めねばなりません。
日本大学のフットボールは現在、社会から全否定されようとしています。しかし日大のフットボールはそんな物ではない。
甲子園ボウルを何十回も制覇し、篠竹幹夫監督の全盛期には、今ではNFLが逆輸入し、スタンダードになったショットガンオフェンスをいち早く復活(元々はシングルウィングの変形)、確立したのが日本大学です。
当時来日した強豪カレッジフットボールチームの監督をして「これほど完成されたオフェンスは見たことがない。我々のディフェンスも、フェニックスを完封することはできないだろう」と言わしめた世界一の日本大学です。
学生フットボールにこれほどの金字塔を打ち立てた日本大学不死倶楽部は、必ず復活します。
なによりも、君たちにはどうしても勝たねばならない理由が出来たじゃないか。これほど強いものはないぞ。
P.S.
篠竹監督時代の初期に、チームで内紛が起こり大量の部員が退部、リーグ戦参加すら危ぶまれた事があったそうです。
選手不足のため、選手をあきらめマネージャーに転向していた者まで再度選手に復帰し、リーグ戦を戦いました。
そして、そのシーズン、日大は優勝しました。
当時とは大学フットボールのレベルが違うのは承知です。
しかし、君たちなら出来る。
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