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zoom RSS 112.0kg TD124mkTのフライホイール部のオイルについて

<<   作成日時 : 2018/07/31 00:07   >>

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 先日より銚子グレイでレストアしてもらったトーレンスTD124mkT、G.T.K.オーディオ製サンドフィルド・キャビネット入りを聴いています。
 当初DECCA MKTカートリッジ+DECCA MK1アームを装着しましたが、ちょっとシャープすぎて聴き疲れする音かもしれません。切れ味抜群、解像度良好といえばその通りなのですが、LP1枚聴くとお腹いっぱいの気味があります。
 ながら聴きが出来ない音ですね。

 RCA70C-1で聴くオルトフォンSPU Royal NやデンオンDN308Fで聴くベンツマイクロACE SHの方が長時間聴くには楽な感じです。
 現在TD124mkTにはモノラル針のデンオンDL102+デンオンDA305アームを載せましたが、これはバッチリで古いモノラルのジャズレコードがすごく良い音で鳴ります。

 さて、これで終了と行きたい所ですが、聴いているとスピーカーから微かにカタカタという周期の早い異音がすることに気がつきました。特にステレオ針で目立ちます。
 レストアしてくれたグレイさんにTELすると、初期型のTD124mkTに時々発生するノイズで、フライホール上部にベアリングの入っているタイプで起こりやすいそうです。
画像

 (写真の黒いアイドラーを回しているのがフライホイールです。中央の軸にボールベアリングが入っているのが判ります)
 グレイさんは「ベアリング部に注油すると治るでしょう」との事で、TD124mkT返送時にグレイが付けてくれていたオイルを注入すると異音が消えました。

 実は返送されてきたTD124mkTはモーターアース線が外されていたため、これを繋ぐためにタンテをキャビネットごと横倒しにしました。この時にオイルが流れ出てしまったのかもしれません。

 オイル注入で異音は消えるのですが、LP数枚聴くと、またカタカタノイズが微かに聴こえます。再度オイルを注入すると止まります。
 この作業を数回繰り返しましたが、なかなか安定しません。ネットを調べてみますと、その銚子グレイさんの5年ほど前のブログ記事http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/52055678.htmlに行き当りました。以下は引用です。

『2013年05月12日
 TD124初期モデルのステッププーリが鳴く
 エンポリウムシリーズTD124Mk.1初期モデル問題点としてレストア完了後ステッププーリがチリチリとかカタカタと鳴くことが挙げられます。
 完全にクリーニング研磨されると発生する現象であり、レストアしていない個体ではまず出ることはありません。
 何故なら回転軸部に汚れや固形化した油カス、はたまた錆や酸化被膜が詰まっているため、ステッププーリの自然な動作が妨げられた状態にあるためにカタカタと鳴ることはありません。
 オイルダンプならぬゴミダンプ状態によるためにノイズさえ出ないのです。
 単純にステッププーリの鳴きは粘着性のあるグリースを詰めればある程度消すことは可能です。しかし、グリースを詰めるとレコード再生時音が伸びず高域に歪みっぽさが出て、丁度ラウドネスがかかった再生音を聴いているようになります。
 何ともならない不自然さが残り、肝心の再生音は死んでいます。
 最近こうしたカタカタやハムといったノイズを消したために音質が劣化して考え込んでしまうユーザーが何と多いことでしょう。 これこそ本末転倒なのです。 
 〜以下略〜』

 ( `・ω・) ウーム…この記事を読んでみますと、この記事のカタカタノイズはベンプレ亭書斎で今起こっているカタカタノイズのことだと思われます。でもって、

1.このノイズはクリーニングされたモデルに起こる。
2.ステッププーリー(フライホイール)のベアリング周囲がゴミで固まっていると起きない。
3.ベアリング部にグリースを詰めるとノイズは消えるが音が悪くなる。
 と書いてあるのだと思います。その解決法はブログ記事に譲りますが、ここまで読んでベンプレ親父はこう考えました。

 「ベアリングの動きをダンプすればノイズが出ないのなら、グリースまではいかないが、やや粘度の高いオイルをフライホイールのベアリングに差せばノイズが止まって、音の劣化も気になるほど起きないのでは?」

 グレイさんが付けてくれたオイルは結構粘度が低いと思います。ISO VG46番位では。
 タンテのスピンドルに差すオイルは一般にISO VG100番くらいで、モーターに差すオイルは46番くらいなので、ベンプレ亭書斎にはグレイさんのオイル(46番?)の他にマシンオイル46番と100番、他に自転車用のグリース(RCA70C-1の33回転、78回転切り替え機構のボールベアリングに使用)、サラサラのチタンオイル(真空管オーディオフェアで発作的に購入、何処に使うのか自分でもわかりませんw)、シリコンオイル500番(JELCOのオイルダンプアーム用)、シリコンオイル10000番(グレイのオイルダンプアーム用)の7種類があります。

 という訳で、フライホイールのボールベアリング部にISO VG100番のマシンオイルを差してみました。
 これで数日聴いていますが、以前の様に数枚LPを聴くとカタカタが聴こえ始めることはなく、安定しているようです。46番のオイルでも注入を繰り返して安定してくればイケるのかもしれませんが、100番なら音の劣化は感じませんし、安定度も高そうなので、このまま使ってみます。
 またカタカタノイズが出始めたら、150番か220番のオイルを買って、差してみましょう。500番のシリコンオイルも控えてますしね(流石に500番はやり過ぎでしょうかw)。

 RCA70C-1など旧型の米国製16インチタンテを使用している方は、結構粘度の高いオイルを使用されているみたいです。
 トルクの許す範囲で粘度が高いほうが良いという人もいます。

 TD124のトルクはRCA局用ギアドライブ・タンテほど高くはないですが、まあそのへんは実験で決めればよろしいかと。
 今のところフライホイールのオイルは100番で安定しましたので、コレで行きましょう。

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