(モノラルLPを演奏中のOFD25です。奥のアームはグレイ108c、タンテはRCA70C-1です) OFD25、前回試しに鳴らしたときは是枝式トランジスタフォノイコで鳴らしました。これはゲインが60db、入力インピーダンスが100Ωです。 OFD25は出力が1.15。mv、内部インピーダンスが37Ωです。 インピーダンスはちょうど良い感じですが、少しゲインが高すぎないか心配しましたが、上手く鳴りました。 この是枝式フォノイコはEMT927stに繋いでいるので、RCA70C-1のジェルコアーム用に一系統キメないといけません。 いろいろ方法はありますが、マランツPH-1を使い、ハイインピーダンスMC入力の音と、とトランスで昇圧してMM入力に入れた音を比べることにしました。 OFD25をAPJ-1に取り付けた重量は38.7ℊでした(OFD25が32.4ℊ、アダプターが6.3ℊ)。まずジェルコSA750LBのカウンターウェイトを212.7gの重量級(従来の物は160.9g)に付け替え、少々調整しますと無事に針圧の5.0gでバランスしてくれました。これで最大の難関は突破です。 オーバーハングは少し大きすぎますが、OFD25は丸針ですから音はそれほど変わらないのでは。 LPはアート・ペッパーのミーツ・ザ・リズムセクションのオリジナル盤です。 MC入力で聴き始めました。太くて厚い音ですが、少し低域が緩い感じがします。昇圧トランスを噛ませて、MM入力を試しました。 トランスはデンオンDL102でも好結果のアルテック/ピアレス15095です。 こちらの方が低域に締まりが出てきて良い感じですね。しかしEMT927stのRMA297に無理やり付けた時のパワフルな音とは少し違います。若干ゆとりが出たと言いますか、キツさはありませんね。 ちょっとドイツっぽさが後退したのはタンテが米国製のためか、アームが純正でないためか、はたまたオーバーハングが少々多いためでしょうか。 同じレコードをデンオンDL102+グレイ108C、ピアレス15095、マッキンC40のフォノイコで聴いてみましたが、音のスケール、太さ、力感は明らかにOFD25が上です。 DL102+108Cは結構ゴツイ音だと思っていましたが、OFD25は更にゴツイですな。こちらが好みです。 1週間ほどの間にステレオカートリッジもモノラルカートリッジもEMTが主役になってしまいました。タンテもEMT927stが玉座につきました。 あっというまにEMTに侵略されてしまったベンプレ亭書斎です。 |
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