EMT927stのガラスプラッター中央にアダプターを取り付けました(駄)
先日EMT927stのサブプラッターを50Hz用から60Hz用に変更しました。
サブプラッターはガラス製で、上にゴムが貼ってあります。60Hz用は中央部のレーベルがある所にはこのゴムがありませんが(下の写真)、50Hz用はこの部分に薄いゴムが貼って有り、周囲のゴムとの段差を1.5㎜位に調整してありました。
LPはレーベルの部分が少し膨らんでいますので、LPを乗せると段差1.5mmでフラットになります。
LPには反ったものもありますので、時にはスタビライザーが有効です。特に中央部が盛り上がったLPは、スタビライザーを乗せるとフラットにできる事が多いです。
ベンプレ亭書斎では軽量・小口径のデンオン製(デンオンDN308Fの付属品、EPアダプター兼用)と口径が大きめで中量級の山本音響工芸製RS-1を、LPに合わせて使い分けています。
反ってないヤツにはデンオン、反っているヤツは山本音響です。
50Hz用サブプラッターはこれで上手く行っていましたが、60Hz用はレーベル周囲の薄いゴムがないため、スタビライザーを乗せると周囲が反る心配があります。そこまでスタビライザーで押し付けなくても、演奏時にLP中央部に空間があるのは精神衛生上いかがなものか。
そういうわけで、60Hz用サブプラッター中央部に、何かアダプターを嵌めることにしました。
レーベル部の外側からサブプラッター外周までを覆うゴムは厚みが3㎜弱です。レーベル部は1.5㎜位凹ませたいので、厚さ1.5㎜のアダプターを入れたら良いでしょう。ゴムの覆っていない部分は直径10㎝くらいです。
探してみますと、厚さ1㎜、直径9㎝の厚紙のコースターを見つけました。周囲のゴムと同色の黒色も選べます。
最初は円切りカッターで厚紙を切り出して、墨汁で塗装しようと思っていましたが、こちらの方が簡単ですな。
この黒いコースターの中央部に、直径7㎜の皮用パンチで穴を開け、両面テープでサブプラッターに固定したのが上の写真です。周囲のゴムとの段差は1.5㎜位になりました。
スタビライザーを使うとLPの密着具合が良い感じです。音は変わらないと思いますが、なんだか自分でひと手間かけた感じが嬉しいよねw
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