EMT927stを導入しました(その4.)

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 (アームはオルトフォンRMA297が付いています。カートリッジはEMT TSD15を新調しました。アームリフターもアームレストも良く考えられていますね。
 RF297はパイプとカウンターウェイトが一直線ですが、RMA297はカウンターウェイトが少しだけ外に振って有り、S字にちかいシェイプです)

 さて、私のEMT927st、アームはEMT997ではなく、オルトフォンのRMA297(309の旧型に似ています)が付いています。
 私はRMA309の最終型をビクターTT81と組み合わせて6年間使いました。その後RF297とデンオンDP100に移行しましたが、アームはRMAの方が使いやすかったです。
 RF297はスプリングでの針圧の調整範囲が0~20ℊ、309は0~8ℊでしたから、愛用していたSPUなら既に309でなければ細かな針圧調整が難しいと思いました。
ですからRF297よりRMA297、歓迎です。

 カートリッジを取り付ける先端部は現在の配置ではなく、コレを90度回転させた菱形とか十文字とか呼ばれる配置です。
 したがって、使用できるカートリッジは極めて限定されます。

 と言いたいところですが、ちゃんと方法はあります。JELCO(市川宝石)のカートリッジシェルはアジマス調整のビスが付いており、これを緩ませると90度シェルの根元を回転させることが出来ます。
 青、赤、緑、白のリード線の配置さえ合わせれば、市販のカートリッジを十文字配置のアーム(今回のRMG309旧型など)に取り付けられます。
 お高くなりますが、EMTの接点十文字型空シェルも少しは市場に出ているようですね。

 さて、私が以前使っていたRMA309は全体が梨地アルミの新型で、RMG309も新型は全面梨地仕上げですが、今回手に入れたRMA297は旧型RMG309と同様にカウンターウェイト部が黒色塗装されています。
 どう見ても黒塗装の方がカッコ良いですね。お尻の針圧調整用ダイヤルのクロームメッキが映えてます。

 なおR80、927FはオルトフォンRF297がデフォでしょう。927st時代はRMA297とEMT997のどちらかを選択できたようですがEMTアームが付いているのが多数派では。
 Dstはオルトフォン・アームが装着されているブツは見当たりませんので、全てEMTのアームだと思います。

 付いてきたカートリッジの一つはEMT TSD15の旧型。先端が細くなっていて、丸いルーペが付いているタイプ。もう一つはモノラル用のOFD25、角形ルーペタイプです。
 指掛けはカートリッジにもアームにもありません。デッカのXMSも同じですが、当時のカートリッジは指掛けなしの物があった様です。
 幸い定評ある機械式アームリフターが付いていますので、これでレコードに針を落としたり、針を上げたりする時の心配は無いでしょう。

 残念ながら旧型TSD15は針が曲がっていて、すぐには使えません。針交換が必要ですな。
 MCですから、ユニットごと交換でしょうか。替えの部品はサードパーティーになると思いますが大丈夫かなぁ?
 ひとまず新品のTSD15を用意してもらいました。

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