スタビライザーを変更&カルメン観てきました
ベンプレ亭書斎ではLP再生時、多くの場合はレコードスタビライザー(ディスクスタビライザー)という重りを使っています。
反りのあるLPをなるべく平坦化するのが主目的ですが、LPとプラッターの密着度を高め、スリップや不要な振動が起き難い効果も狙っています。
従来はデンオン製、DN308Fの付属品と山本音響工学のRS-1の二機種を使用していました。
デンオンはEPアダプター兼用の軽量型で、普段はこれを使います。反りがあるLPはRS-1。こちらの方は中量級で口径も広いため、反りを抑えるのには有効です。
デンオンは軽くて小口径なので、反りを抑えるのには向きません。
今回はこれにオヤイデ製のSTB-MSXを加えました。
何故かと言いますと…
常用機となったEMT TSD15、OMD25はどちらもシェルが箱型になっており、カートリッジ側面を覆っています。 そのため直径の大きなRS-1ではLPの最内周でシェルの横腹がスタビライザーにぶつかる場合があるのです。
写真はSTB-MSX使用中ですが、これならカートリッジとスタビライザーがぶつかる事はありません。
口径はRS-1より少し小さいですが、113g重いため、反り対策も大丈夫です。
口径の大きな方からRS-1(直径84㎜、重量340g;、砲金)、STB-MSX(70㎜、443g、アルミ合金+真鍮)、デンオン(37㎜、144g;、材質不明)です。
オヤイデにはSTB-MSXより背が高く重量級のモデルもありますが、RS-1程度の重さがあればLPの反りは抑えられますので、中量級のモデルを選びました。
このスタビライザー、デザインがゴチャゴチャしていてオモチャっぽいので、EMT927stには合わないんじゃないかと思いましたが、一番上の写真の通り案外よろしいな。
EMT927stもけっこうゴチャゴチャしたデザインなので上手く溶け込みました。
ウッディーなイメージを強調したモデル、例えばエクスクルーシブP3やトーレンスTD520あたりだとダメでしょうが、メカメカしいEMTならOKです。
スタビライザーで音は一聴して変わるとは思いませんが、少なくとも悪くはなっていません。
当分はSTB-MSXとデンオンの使い分けで行きましょう。
昨日は新国立劇場でベンプレ妻と一緒にカルメンを観てきました。
主演のジンジャー・コスタ・ジャクソン(上の写真)は美人で歌もマアマアでしたが、ミカエラを演った砂川涼子のデキが素晴らしくて喰われてました。カーテンコールの拍手もミカエラの方が大きかったです。
この辺りはナマはつらいですな。
ジャクソンは出足で調子が出ず、後半に連れて良くなってきましたので私は満足しましたよ。
妻は「最初はなかなか調子が出なかったわね、真空管アンプみたいね」と言ってました。私はフィールド型スピーカーみたい(電磁石のコイルが温まらないとダメ)やなと思いましたぞw
P.S.1
書き忘れましたが、水難訓練の後はベンプレ妻が観たがっていた「ボヘミアン・ラプソディー」というロックバンド、クィーンの映画に行きました。
幸か不幸か12月1日は映画の日にて、ロードショウが1000円で、大混雑でした。
当日朝9時に夜6時半の回を予約したのに、前の2列しか席がありませんでした。
それなりに楽しめましたよ。音楽は気に入ったので、ディアゴで出始めたクィーンのLPシリーズの第一作、「オペラ座の夜」をポチリました。ロックも楽しめる様になれば、人生の楽しみが増えますから乞うご期待ですね。
オペラ座の夜をポチった翌日は本物のオペラ鑑賞ですから、遊びすぎたかな??
この記事へのコメント