ベンプレ亭のスチューダーStuder C37、使用時間30,961時間でしたw
昨日のブログで、「我が家のスチューダーC37はカウンターのベルトが外されていて、使用時間が不明」と書きましたが、前オーナー様に教えていただきました。
デッキ上面のカウンター(ベルトが外してあります)とは別に、デッキ内部に丸型メーターの使用時間表示カウンターがあるそうです。
懐中電灯で中を照らしてみますと、デッキの左奥にありました、カウンター !!
使用時間はなんと30,961時間です !!
ベンプレ亭書斎に来る前で30,955時間くらいだったのかな?
イヤ、想像していた以上に良く働いたマシンでした。
五味康介先生がレコード会社から譲り受けたC37が12,000時間使用でしたから、我が家のC37はその3倍近い稼働時間ですね。
C37は1960年生産開始、1970年生産終了のデッキです。レコーディングスタジオはA80が出たら次々とC37と置き換えて行ったと思いますので、実働はせいぜい10年でしょう。
前オーナー、前々オーナーはアマチュアの方でしたから、10年間のスタジオ勤めで3万時間近く使用されたのでは。
1年に3,000時間、一日10時間かな?
ちょっと凄いですなぁ。今なら働き方改革で何か言われちゃいそうですよw
1,2回は録音・再生ヘッドも取り換えられているかもしれませんね。
デッキのスイッチ回りの塗装が長年手が触れたためでしょう、薄くなって地肌が見えかけています。
実にカッコイイ、ヤレ方ですね。
使用3万時間と分かって、ますますC37に愛着がわきました。大事にしてあげないとね。
実は今日からマスター巻のテープをプレイできるように巻替えるのはルボックスA77mkⅣにさせています。
年寄りは労わって使いませんと。
まてよ、A77も1974-77年の生産だから、若くはないのか。
マニアの方のお宅にお邪魔しますと、テープ巻取り専用のデッキが置いてある事が多かったです。
「何だかもったいないなぁ」と思っていましたが、(昔の)お姫様のためにはエンヤコラですね。
修理は必要でしたが、3万時間を超えても余裕綽々の美音を聴かせるスチューダーC37、改めて凄いマシンですな。
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