アイワAIWAのラジカセ、TPR-808から始まりました

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 今日は3週間ぶりのオーディオネタです。
 写真は先日オークションでGetしたアイワTPR-808。
 このブツはラジオだけ生きていて、しかも右チャンネルからしか音が出ないというジャンク品でしたので、入札はベンプレ親父だけでした。

 実は、このTPR-808からベンプレ親父のオーディオ遍歴がスタートしました。
 10歳くらいから自宅のパイオニア製セパレートステレオでクラシック音楽を聴いていましたが、オーディオには関心がありませんでした。
 高校3年で受験に失敗し、浪人が確定したときにTVを1年間見ないゾと押し入れに。
 しかし音が無いのも寂しいと、秋葉原に出向いてラジカセを買いました。

 当時はモノラルラジカセがステレオに代わる端倪期。店頭はうるさかったのでヘッドホンで各社のラジカセを聴き比べましたが、ダントツに良かったのがアイワ。
 TPR-806と808の二機種が現行品でしたが、高い方の808を買い込みました。
 1977年、いまから42年前のことです。

 自宅に持ち帰って聴くと、ラジカセのスピーカーから出る音はイマイチというかイマサンくらい。
 「ヘッドホンだとこんなに上手く鳴るのに、これはラジカセ内蔵のスピーカーがショボイに違いない」と考え、再度秋葉原へ。

 今は無きコーラル社のFlat5という12㎝フルレンジを購入、やはり今は無き秋葉原デパート、同じく今は無きラワンの単板(インドネシアの国策で、その後合板しか輸出されなくなりました)を買って、小型のバスレフ箱を作り、アイワTPR-808の外部スピーカー端子に繋いだところ音が一変、十分にHIFIになりました。

 これが私のオーディオの原点です。

 ※そんなヒマがあったら勉強しろよw、でも浪人生はゴールデンウィーク辺りまでは遊んでますよねwww

 実はラジカセを買いに行ったときは、やはり浪人が決まったアメフト部の友人と一緒に行き、彼はアイワTPR-806を買いました。
 私が自作の外部スピーカーを取り付けて、音質が著しく向上したのを聴いて、彼はアイワ純正のラジカセ用外部スピーカーを購入、取り付けましたが、音は断然私の自作スピーカーが上でした。

 このあたりもゴウの始まりですなw

 1年後無事に大学へ進学、タンノイHPD385Aという15インチコアキシャルユニットを買って、本格的なオーディオが始まり、現在に至ります。
 熱が上がった時期も下がった時期もありましたが、ヤメた時期は一度もありませんでしたね、オーディオ。

 もしTPR-808がモノラルだったり、内蔵スピーカーの音とヘッドホンの音が大きく違ったりしなければ、私はオーディオを始めなかったかもしれません。
 そういう意味でも思い出深い機械です。

 さて、TPR-808、「写真の物が全てです」とオクの照会文に書いてありましたが、到着してみると電源コードが付属していません。なるほど、写真にはコードは写っていませんでした。
 慌ててメガネケーブルを繋ごうとしましたが、口が合いません。

 こりゃーコネクターを作らないとダメかなーと思いましたが、ネットで「ラジカセコード」なるものを発見、上手く嵌合するか半信半疑でしたが、540円なのでダメモトで注文してみました。
 
 ばっちりでした。

 ラジカセはどれもこの規格のACコードなのかな?
 私と同じように、何十年も前のラジカセを手に入れて、ACコードが無くて困っている人がソコソコ居るんでしょうな、ネット通販しているところを見ると。

 さて、このAIWA TPR-808、これで終了とするか、修理してみるか、どうしましょう。
 ネットではラジカセ専門の修理店もありますね。
 カセットテープは使えなくても良いですが、FM放送はステレオで聴きたいような気もします。
 今はゲルピンなので、もう少し余裕が出来たら考えましょう。

P.S.
 アイワの機材はクラシック向きの低音が豊かで艶のある音で、他社とはまるで違う音作りでした。
 TPR-808はデザインもガジェットっぽくなくてシックですよね。
 後年、ウォークマンタイプのポータブル機を買いましたが、この時も他社製品と聴き比べてアイワがダントツに良かったです。
 アイワ、今はソニーに吸収合併されてしまいましたが、低価格でクラシックを聴ける、唯一のメーカーでした。
 
 悪貨は良貨を駆逐するという事でしょうな…

P.S.
 アイワに関しての評価は周囲で聴いたことが無かったのですが、岳父はアイワファンだったそうです。クラシックの人でしたから、私の印象は案外普遍性があったのかなと。

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