JPA総会終了&LPレコードのイコライザーカーブ

 昨日は大阪で日本パワーリフティング協会の社員総会でした。
 いろいろと意見の交換を行いましたが、全体に大きな意見の相違は無く、4議題は全て原案通り通過しました。
 皆様お疲れさまでした。
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 先日、EMT927stの付属フォノイコライザーアンプ、139stが不調になったため修理をお願いしています。
 修理を終えるまでベンツマイクロACE SH(タンテはDENON DN308F)で聴いていましたが、やはり物足りずEMT927stに以前使用していた是枝Lab.のトランジスター式EQアンプを繋いで聴き始めました。

 このEQアンプはRIAA、コロンビア、NABの3種類のEQカーブが切り替えられるようになっていますが、ベンプレ親父は無精なのでRIAAだけ使っていました。
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 土曜の夜に写真のLP、ウエストミンスターレーベルのバリリのモーツァルト・バイオリンソナタを聴いていましたが、なんだかイマイチ音が冴えません。試しにコロンビアカーブにしてみると、俄然音が生き生きし、すごく良くなりました。

 昔からEQカーブがRIAAカーブに統一されるまでは、各社種々のEQカーブを使っていたとか、DECCAはRIAA規格統一後も長い間自社規格のffrrを使っていたとかの話は聴いたことがありました。
 しかし私は1958年生まれで、レコードを集め始めたのは18歳、1976年でした。
 そんなに古い時期にカッティングされたLPは持っていなかったので、関係ないと思っていました。

 これを機会にググってみますと、EQカーブがRIAAに統一されたのは1954年で、1955~1958年の間に徐々に各社はRIAAにEQカーブを変更していったそうです。

 さて、上のバリリのLPは日本盤です。録音は1952年ごろ行われていますが、この時期のウェストミンスターレーベルのEQはコロンビアカーブでした。
 当然、この時期に新譜で出たオリジナルLPはコロンビアカーブで切られていたはずです。

 しかし私の国産LPは再発物で、1986年の盤です。輸入されたマスターテープを基に、国内でノイマンSX74あたりで切られていたのなら、EQカーブはRIAAの筈です。
 しかしどう聴いてもコロンビアですよ。
 万が一の可能性として、米国に保管されていたメタルマザーを輸入してスタンパーを作った物ならコロンビアカーブもあり得ます。高音質をウリにした国産LPにはそんなのがありました。

 でも1952年のバリリでそんなことしないよねぇ。
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 ネットで拾った写真ですが(不都合な場合はご連絡ください)、上がRIAAとコロンビアのEQカーブ、下はコロンビアで切られたLPをRIAAで再生するとこうなるというものです。

 コロンビアで切ったLPをRIAAで再生するとドンシャリになり、中域が引っ込むようですね。
 今回聴いたバリリはたまたま録音がドンシャリで、コロンビアカーブで中域を持ち上げた方がよく聴こえただけなのかもしれません。
 
 私はプリアンプのトーンコントロールを使いませんが、ベテランマニアには「トンコンを使わないやつは使わないんじゃなくて使えないんだ、使い方を知らないんだ」と言われる方が居られます。
 なるほど、RIAA統一前のLPを多く聴いておられる方は、トンコンでEQカーブを調整しながら聴いておられるのでは?

 私は古いLPはあまり持っていなかったのですが、ここ数年でジャズのモノラル・オリジナル盤を30枚余り買いました。
 これらはみんなRIAAカーブ統一前の発売で、米国版ですから、もう一度コロンビアカーブで聴き直す必要がありますね。

 現在モノLPはEMT TMD25とRCA70C-1で音を拾って、マッキンC40のフォノイコに入れています。このEQはカーブの切り替えが出来ませんから、EMT 139stが治ったら、EQカーブを切り替えられる是枝Lab.のフォノEQをTMD 25に繋いでみましょう。

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