励磁型スピーカーの励磁電源になぜタンガーバルブや整流管が良いのか(仮説)

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 (ベンプレ亭書斎でランシング415レプリカに使用中のブリッジダイオード電源、Ben-PreⅢです)

 先日導入した励磁型ウーハー、415の電源には写真のBen-PreⅢと整流管83Vを使用するF820レプリカ(ウエスタンラボ製)を併用しています。
 しばらく使いましたが、F820の方が味わい、深みがあり、クラシックでは特に優位性を感じます。
 電解コンの容量からもBen-PreⅢの方がリップル成分は少ない筈だし、内部抵抗が低いのでレギュレーションが良い筈ですが、音は負けます。

 なにか理屈はあるのかな?と思いましたら、オーディオマエストロの是枝さんに一つの仮説を教えてもらいました。

 励磁電源は左右chを分けた方が音が良いと言われています。理屈は、ボイスコイルに流れる電流が励磁コイルに影響して、セパレーションが悪化するからとされています。
 ではどのような電源装置だとボイスコイルの電流が励磁コイルに影響しやすいのか。

 ここから先はベンプレ親父ごときには不明ですが、内部抵抗の低い電源装置ほど影響が強く出るそうです。

 ダイオード整流は電源の内部抵抗が低く、効率が良いのがウリです。アンプならこれがレギュレーションの向上に結び付くため内部抵抗の低さは利点ですが、励磁電源装置ではむしろ欠点になるとか。

 それで内部抵抗の高い整流管、水銀整流管、タンガーバルブの方が音が良いのではないかという仮説です。

 私のBen-PreⅢは1:2のトロイダルトランスとダイオードで260vの直流を作り、4個のチョークコイル(2個のchをパラって使っているので実際は2つ)と25Ωの抵抗で220Vにしています。

 もし1:3とかのトランスを使って、390Vの直流を作り、直流に入れている抵抗の値を大きくして、電源の内部抵抗を大きくして220Vに下げれば良くなるかもしれないそうです。

 Ben-PreⅢをこの様に改造する事も可能でしょうが、F820で良い音がしているのでもう良いでしょう。
 そろそろBen-PreⅢにはお暇を出そうかな。

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この記事へのコメント

こうすけ
2019年09月04日 18:15
効率の悪いモノほど音が良いのは何故なのでしょうか?
ベンプレ親父
2019年09月04日 22:17
こうすけ様、コメント有難う御座います。

マエストロで聞いた話では、ボイスコイルと励磁コイルは近接しているので、一種のトランスを形成するとか。
トランスなら当然、隣り合ったコイルの影響を受けます(受けないとトランスじゃないし)。
その時、コイルが高性能なほど隣のコイルに良く影響を与えます。逆にコイルがショボイと隣のコイルに電流が発生しません。

えっと、ココまでは私にもわかりました。

励磁電源の内部インピーダンスが高いという事は、コイルの性能が低いのと同じになるので、隣のコイルとの影響を互いに受けないから音が良いそうです。

電源の内部インピーダンスと励磁コイルのインダクタンスは別じゃないかと思うのですが、関連があるらしいです。
ここらあたりは私には良く判りませんでした。

電機の分かる方ならこの仮説を私よりも上手く解説して頂けると思いますが、どんなものでしょうか。
こうすけ
2019年09月05日 18:38
う~ん、