WE555のローカット周波数を60Hzから100Hzに変更しました(その2.)

 さて今更ですが、使用中のLCチャンデバの実動作時カットオフ値を知るために、ランシング415ダブル+JBL4550にLCチャンデバを仕込んでみました。

 なぜWE555ではなく415で計測するかと言いますと、WE555+WE13aはフルレンジの信号を入れても60Hzから下は減衰していますので、カットオフ値の実測には適さないと思うからです。

 パッシブ型チャンデバはパワーアンプの入力インピーダンスなどでカットオフ値が変動するため、周辺器材を同じ物にして実動作時の挙動を知らなければなりません。
 WE555はパワーアンプにWE124A、415はWE124Jを使っており、どちらも同じWE124なので大体のアタリはつくでしょう。
1.なし.PNG
1.0.0264.PNG
 上のグラフがLCチャンデバ無しのF特、下がLCチャンデバを仕込んだ時のF特です。カットオフ値は60Hz辺りですね。

 このLCチャンデバは3個のフィルムコンデンサー(0.0022μFが2個、0.022μFが一個)をパラって0.0264μFにしてあります。
 このうち0.022μFを0.01μFに交換し、0.144μFにして計測してみました。
1.0.0144.PNG
 このグラフが0.0144μFバージョンです。カットオフは100Hz位でしょうか。これで良いと思います。
IMG_0364.PNG
 改めてLCチャンデバをWE555に繋ぎ、415ダブル+4550、075励磁改造と合わせて鳴らすとこのグラフです。
 2KHzあたりの凹みはあるのですが、これで数枚LP、SACDを聴いてみたところ、違和感なく良い音です。
 これまでは60~100Hzが415とWE555の二重唱になっていました。その重なりが無くなった分、音がやせないか心配しましたが大丈夫ですね。
 ヨシヨシ、これでしばらく行ってみます。

P.S.
 こんな事をやっている時に雑誌Analog Vol.66が届きました。ベンプレ亭書斎のランシング415レプリカと、その励磁電源を作っていただいたウェスタンラボの宮岡社長と寺島靖国さんの対談です。
 最後のページに囲み記事で宮岡社長のコメントが載っているのですが、ベンプレ親父の方向性は大間違いでは無いようです。

一部抜粋しますと、『Mid:250~4KHz(超大型ホーン)が理想。中音域を250Hzから再生するにはホーンのカットオフ周波数が125Hz以下に設定する必要があるので、超大型ホーンが必要となる。』

 WEなら22aホーンのカットオフ周波数が120Hzなので、中音域にはこの辺りから上のサイズ(WE12a、13a、15a、16a、22a)を使いましょうという事ですね。
 ベンプレ亭書斎ではWEのホーンの中で最大のWE13aを使っているので、中音域は100~120Hz位からイケるとおもいます。

※P.S.の部分、不都合な場合はコメント欄よりご連絡くださいませ。

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