ハートレイ224用LCチャンデバを24db/oct減衰に変更(その4.)

 では順番を逆にして、アンプ付きLCチャンデバの後ろにパッシブLCチャンデバを繋いだらどうなるでしょうか。

⑤. 改造パッシブLCチャンデバの前に自作アクティブLCチャンデバを入れて二重にハイカットしたF特。
⑤3536黄色.PNG
 どうやら④とよく似た減衰特性ですね。どちらかと言えば高域の減衰量はより大きいような。
 よく聴くと、少しS/N比が向上しています。アンプ付きLC型チャンデバには僅かにハム音が残っているのですが、このハム音がパッシブ型チャンデバで少しカットされるのでは。

 よし、コッチの繋ぎ方を採用しましょう。

⑥.ロンドンWEのみのF特(60Hz以下を12db/octでカットしてあります)。
⑥ロンドンWEのみ (1).PNG
⑦.⑤と⑥を重ねたF特。ロンドンWE2080とハートレイ224HSは逆相が良さそうでした。
⑦ロンドン224.PNG
 さあ、これで音楽を聴いてみましょう。以前はボンツキが目立ったSACDの山本剛「ミスティ」から「イエスタディズ」です。
 随分スッキリしましたね。ウッドベースにキレが出てきました。

 次はヴァントの「未完成」SACD。こちらは低弦のブーミング感が大事なのですが、そこを損なう感じはありません。

 次はCDでディビスの「カレリア組曲」。グランカッサの重低音のキレとブーミングのバランスがちょうど良い感じ。

 以前よりボンツキが減り、かつブーミング感も失っていません。予想以上に上手く行きました。
 24db/oct減衰カーブは正解ですね、コレでOKです。

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この記事へのコメント

名無しの権兵衛
2020年05月25日 16:05
先生,お疲れ様です!

亡くなられた菅野沖彦先生は,オーディオを趣味とする人々を
「レコード演奏家」と評しておられました。

昔々,訳知り顔で「原音再生」等と云う人がいましたが,
幾らライブを聴きに行ったとしても,PAを通す限り,
其の原音とやらを聴くことは出来ないと思うのです。

好みは千差万別ですから,レコーディング技術者である菅野先生も
各人の音楽の聴き方を「レコード演奏家」と評して,
決して見下す事はされませんでした。

パイプを燻らせ乍ら音楽を聴かれる先生の姿に,若かりし頃の私は
大人の男性の理想像を見たようで,憧れたものです。

古城先生は如何ですか?