コロナ医療崩壊の危険が迫って来ました

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 コロナ感染症の拡大傾向が止まりませんね。伯鳳会グループでは10病院中5病院がコロナ感染症の入院受け入れをしています。
 東京曳舟(墨田区)、大阪暁明館(此花区)、はくほう会セントラル(尼崎)が新型コロナウィルス重点医療機関で病棟単位の入院受け入れ、あそか病院(江東区)、赤穂中央病院が新型感染症協力病院で病床単位の入院受け入れです。
 東京、大阪では、患者様の入れ替わりはありますが、ほぼ満床もしくはそれに準ずる状態が続いています。

 中等症、軽症のコロナ患者様の入院治療を行うのは市中の急性期病院の使命ですから今後も継続しますが、問題はそれらの患者様が重症化したときに送り出せる重症感染症対応病院のベッドが埋まりつつある事です。

 介護施設からの入院患者様も多いのですが、DNR(死期が迫った場合に濃厚治療を希望しない)を宣言される患者様は重症対応病院に送ってもする事がないので、我々の病院で最後まで診てお見送りをする覚悟ですし、過去もそうしてきました。
 しかし何としても頑張って助かりたい希望のある患者様、治る可能性がある患者様は重症対応の送り先が必要です。
 重症コロナ患者様を助けるには多くのマンパワーと設備が必要ですから。

 重症コロナの送り先病棟が埋まった場合、われわれ中等症、軽症受け入れ病院が新規の受け入れをする事が出来るのか。あるいは受け入れても良いのか。
 もし受け入れて重症化し、何とかして助けたい、助かりたいと思っても自院では人員も設備も足りません。
 そのまま死んでいく事に患者様も家族も病院スタッフも納得できるでしょうか。

 例えば大阪暁明館病院の中等症・軽症対応病棟は36床の病棟をコロナ対応に改修し、12床で対応しています。現在は満床ですが、昼間4名、夜間2名の看護体制です。
 これでも通常の7:1看護より手厚いのですが、コロナ重症患者様の治療はICU並み、あるいはそれ以上の人員配置でなければ不可能です。
 それ以上の配置は不可能です。人材には限りがありますので。

 医療崩壊の足音がそこまで聴こえてきました。

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