フィジカル・メディアの復権 !!

 先日12月4日の弊ブログのタイトルは「何で時代はストリーミングなんだよう !!」でした。
 LP、CDの様な手で触れられる所有するメディアから、所有はするものの手で触れることは出来ないダウンロードに移り、ついには手で触れる事も所有する事も出来ないストリーミングが音楽メディアの主流になった事を嘆きました。

 しかしその見方は一方的だった様です。音楽を聞き流すためのメディアはストリーミングに移行しましたが、音楽を傾聴するメディアとしては「フィジカル・メディア」が復権しているという記事が出ました。
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 12月27日の日本経済新聞です。このページが扉で、2ページにわたってアナログレコードとカセットテープの記事が3本載っていました。
 フィジカル・メディアとは初めて聞いた言葉ですが、物体として所有できるアナログメディアらしいです。

 あまたあるオーディオソースの中で最も音の良いメディアは何か。一般にはハイレゾ(DSD11.2MHzとか32bit384KHzとか)と言われていますが、一部にはLPレコードやオープンリールテープの方が音が良いという根強いマニアがいます(SPレコードが最も音が良いという人、その中でも機械式吹込みの方が電気式吹込みより音が良いという猛者もおられますが)。

 面白いのは、その層が近年急増しつつある事です。アメリカではLPの売り上げがCDを追い越しましたし、日本でもLPの売り上げは一番売れていなかった時期と比較すると10倍になったそうです。

 ジャケ写の楽しみ、音の良さ、持ち重りする感触、かける前の手間、何よりも自分と一緒に古びていくところ。全てが愛おしい。

 このレコードのあそこでプチッと雑音が出るのは自分は知っています。あの時のキズなんだよね。

 ストリーミングがどれほどいい音を奏でようと、しょせんレンタルです。どんな絶世の美女もレンタルでは…
 たとえ瑕疵が有っても自分一人の所有物だから自分にしか分からない情愛が湧いてくるわけでして。

 オーディオは産業としては下火ですが、文化としてはこのところ上げ潮ではないでしょうか。アナログの復権とともに。
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 西原理恵子さんが昨日28日の毎日新聞に発表したマンガのうちの数コマです。全部読んだらもっと面白いのですが、版権問題があるでしょうから数コマだけ。何十年も毎日新聞を取っている読者に免じてチョットだけ許してください。
 最後のコマが特に良いよね。

 オーディオも、音楽も、芸術も、なにより人生はザラついているところが味わい深く、面白いんですよね。
 だから自分はフィジカル・メディアで逝きます。よーし、LPでもっと良い音を出すぞ(^-^)/

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