バイデン大統領おめでとう御座います

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 ようやく開票も進み、民主党のバイデン候補が第46代アメリカ大統領に決まりました。

 この4年間は実に不思議な4年間でした。
 私は1958年生まれ、戦後13年にて生を受けました。当時受けた教育では社会は、世界は民主化に向けて進化を続けており、民主主義こそ正しいとされていました。
 民主主義が何時の場面でも万能でない事は知っていますが、概ねは人類を正しい方向に導くと考えていました。

 同時に民主主義を間違えないためには知性の裏付けが必要だと考えていました。

 しかしこのところ様子がおかしかった。

 アメリカではトランプ大統領が誕生、フィリピンにはドウテルテ大統領、ブラジルにはボルソナロ大統領、ベラルーシにはルカシェンコ大統領が生まれ、ミャンマーのアウンサンスーチー女史も変質したように思います。
 彼らは全て選挙で選出された(ルカシェンコ氏は長いし選挙も怪しいけど)国家元首ですが、その行動は独裁的で民主主義とは相入れない強権主義だと思います。しかし国民の指示は厚いのです。

 民主主義の大原則の一つが少数意見の尊重ですが、彼らにはそのそぶりも無いのでは。民主主義の破壊と知性の欠如を私は懸念します。
 刹那主義のポピュリズムで選挙にさえ勝てば、後は何をやっても良いのでしょうか。

 日本も同じです。選挙に連勝した自民党は安倍首相、菅首相と二代にわたって独善主義的人物を総裁に選び独善的政治を展開しています。

 これらの状況を見て、ロシアのプーチン大統領は「民主主義はもはや時代遅れだ」と言いました。
 習近平主席は民主主義に関してコメントは出しませんが、国力の増強に伴いその政治手法に自信を深めている様です。

 今回のアメリカ大統領選挙では4年ぶりに民主勢力が政権を取りました。
 バイデン氏が何を始めるのかまだ確定していませんし、民主党だからOKではありませんが、民主主義の後退をひとまず押しとどめる勢力がカムバックしました。

 このアメリカの選択が世界に拡大し、再度民主主義、知性主義が世界の潮流になる事を私は望みます。
 正直、民主主義に関する無批判な賛同が得られない困難な社会であることは認めますが、自由・民主・知性の尊重される世界がよりマシな世界だと思うのですが。

 10年前なら「思うのですが」とは書かなかったでしょう。私もこの主張、方向性に自信満々では無いという事です。
 バイデン大統領が内外に良い政治を行い、民主主義の優位性を再度示してくれることを願ってやみません。

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