WE124Jの片chの初段間6J7を取り替えました

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 (中古で手に入れた6J7二本です。片方がRCA、もう片方がシルバニアですが、球の形も塗装の色合いも全く同じなので、同じところで作っていたのではないでしょうか)

 WE13aシステムのウーファー、ランシング415レプリカにはWE124Jを繋いでいます。先日片chの音が出たり出なくなったり不安定になりました。
 こんな時は励磁電源マルチアンプは大変です。以下の原因が考えられます。

1.励磁電源の不調
2.プリアンプ・マッキンC40の不調(マッキンのライン出力は3系統あり、それぞれを415のチャンデバ、555のチャンデバ、K597の自作チャンデバの3台に分配)
3.415用チャンデバの不調
4.チャンデバと124Jの間に挟んである低域用バッファーアンプの不調
5.プリ→チャンデバ間の自作ケーブルの不調
6.チャンデバ→バッファーアンプ間の自作ケーブルの不調
7.バッファーアンプ→パワーアンプ間の自作ケーブルの不調
8.パワーアンプ・124Jの不調

 なにしろ常に音が出ないのではなく、出たり出なくなったりするので、これらを潰していくのも結構大変でした。
 試行錯誤の末、2台のWE124Jの片方が不調と結論付けました。
 ソケットの接触不良を疑い、全てのソケットと真空管の脚を掃除し、ケイグを少し塗ってみましたが結果は同じです。

 お世話をしてくれたお店に持ち込みますと、症状が出ません。念のためにハンダを全部やり直してもらいました。
 ベンプレ亭書斎に持ち帰り聴いていますと、やはり同じ症状が発生、再度お店に持ち込みますと初段管6J7のソケットが怪しいという事で、ここを取り替えてもらいました。
 でも自宅に持ち帰ると同じ症状が出ます。

 お店の方もどうもわからないという事でベンプレ亭書斎に出張となりました。
 鳴らしてみますとやはり片chの124Jから音が出ません。しかしお店の方が初段間の頭を叩くと音が出始めました !!

 ソケットはやり替えたばかりだし、トップのグリッドの接触不良は考えにくいので、これは球だろうと。

 実はベンプレ親父もお店の人も6J7の替えを持っていなかったので、球を変えての試聴はしていなかったのです。お店には不調の124J1台だけを持ち込んでいたので、調子のよい方の6J7と交換しての試聴も出来ていませんでした。

 ヤフオクで中古の6J7を二本入手し、そのうち一本を不調と思われる6J7と交換したところ、症状は無くなりました。
 球だったんですね。こんなのを大山鳴動ネズミ一匹というのかな?何しろ交換球は中古とは言え2本で780円の安い球ですからね。

 そういえば、音が出ない方のWE124Jから音が出始めるときは、真空管アンプらしく電源を入れると徐々に音が大きくなって聞こえ始めるのではなく、スイッチを入れて暫くすると急に音が出始めます。
 なんだかサーモスタットみたいだなーと思っていましたが、球が温まると外れているどこかが接触して音が出ていたのでしょう。

 なんだか心労と時間の浪費でクタビレましたが、ナニこれもビンテージオーディオの遊び方ですよw
 今、EMT927stに乗せたクレンペラー・フィルハーモニアのマーラー二番のLPが、ゴキゲンに鳴っています。

P.S.1
 415は以前の並列3Ωに戻さず、直列12Ωのまま124Jの3~10ΩのSP端子に繋ぎます。
 この方が音に締まりがあってHIFIですね。

 これも124Jの球が切れなければ気づきませんでした。災い転じて福となすと行きましょうw

P.S.2
 ベンプレ妻に「アンプの故障は真空管の半断線だった。断線じゃないからわかり難かったんだ」と言いますと。
 
 妻「そうね。断線なら音で分かるものね」
 
 べ「…そりゃ音はしないわな…」
 
 妻「振ってみれば分かるじゃないの。カラカラ音がする」

 べ「… ‼ いや、真空管は…でっ電球じゃないから…振っても音はせんやろ…」

 妻「へー、そうなんだ」

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