晴耕雨聴

アクセスカウンタ

zoom RSS 4月15日から戦争が始まるかもしれません

<<   作成日時 : 2017/04/13 17:13   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 10

 どうも4月15日(金日成生誕記念日)から戦争が始まるかもしれません。恐ろしいことです。

 金正恩氏が北朝鮮のTOPについた2010年以来、核兵器の保有と、その運搬手段であるミサイル、移動式発射台、潜水艦からの発射装置など一連の核兵器技術、規模が急速に増強されています。

 数年前までは果たしてマトモに飛ぶのか、マトモに当たるのかと見下すような報道も多かったのですが(いつの時代も自国の兵器は過大評価し、敵国の兵器は過小評価したがるものですw)、北朝鮮の核ミサイル兵器は急速に性能を向上し、最近は脅威論のみになりました。

 オバマ大統領は忍耐と経済政策でこれを押しとどめようとしましたが、失敗に終わったようです。

 ここでアメリカ大統領はトランプ氏に交代(ナチスに対するチェンバレンとチャーチルの様で不気味ですね)、当初彼は「アメリカ・ファースト、日韓は自国の防衛を自国で賄え、日韓が核を保有したいならそうすればいい」との立場でしたが、このところ様相がかわりました。

 第一に、彼は感情の人であると言うことです。
 シリアへのトマホーク攻撃を見るに、例え中東の軍事バランスを崩しても、IS掃討が停滞しても、ロシア、イランとの関係が悪くなっても、トマホークを打ちたいときに打つ大統領であることが判りました。

 第二に彼は「レッドライン」を自分で決めて、それに抵触した場合は間髪入れず軍事行動を取る大統領だということです。トマホーク発射に関しては国連の議論を待たず、同盟国にも相談をした様子はありません。

 北朝鮮関係のレッドラインは何でしょうか。トランプ氏は「アメリカに届くICBMに核弾頭が搭載されること」と言っています。
 北朝鮮がICBMとそれに積める核弾頭を保有しているか否かは不明ですが、少なくとも潜水艦から打てるミサイルと核弾頭は有しています。
 ということは、アメリカ本土は北朝鮮からの核攻撃のリスクに既に晒されているということです。

 現在、米原子力空母カール・ビンソンとその艦隊が日本海に展開してるようです。海上自衛隊も「合同訓練」との名目で、この艦隊に合流しているようです。
 米軍の狙いがどこにあるのか判りませんが1.北朝鮮に圧力をかけ、ミサイル実験をやめさせる、2.北朝鮮の軍事施設を攻撃する、のどちらかでしょう。

 1.の場合は今後長期間、同海域に舞台を展開させておかねばなりませんから、このままでは終りが来ません。同時に金正恩氏体制の崩壊、あるいは、言葉が恐ろしくて文字にするのも憚られますが、斬首作戦が必要になります。
 2.の場合は北朝鮮を挑発し、トリガーを引かせるまで待つ可能性が高いと思います。
  トリガーは新たなミサイル実験、試射でしょうか。

 空母が身近に展開しているのに、北は打つのか。打つ可能性はあると思います。金正恩氏は失礼ですが、ホットテンパーな人ですから。

 4月15日から暫くは打たないとしても、いずれ現状打破のために打つのでは。アメリカの圧力が効いて中国の経済制裁が強くなったら、北は体制崩壊の危機、長くは持たないでしょうから。
 (中国は緩衝地帯として北朝鮮を存続させる意義がありますので、金正恩失脚、しかし体制維持を望むと思いますが、そんな綱渡りに成功しますかねぇ?)

 もし北が挑発に乗らず、打たない場合はどうなるか。
 アメリカは何かの事件、事象を捏造して北朝鮮の軍事施設の攻撃を開始すると思います(イラク侵攻のときは「大量破壊兵器がある」とのウソを捏造し、侵攻しましたね)。
 そうすると北の報復攻撃は日本が標的となるでしょう。

 標的は「日本国内の米軍基地」と既に金正恩氏は表明しています。沖縄、佐世保、岩国、座間、横田辺りですね。

 アメリカがベトナム戦争を戦っていた時期、北爆のB52は沖縄から発進していました。もし北ベトナムに長距離ミサイル技術や長距離爆撃機があれば、沖縄は火の海になっていたでしょう。
 しかし当時の北ベトナムはそれを有しませんでしたから、沖縄に爆弾が落ちることはありませんでした。
 そしてその後、中曽根首相は「日本をアメリカの浮沈空母にする」と宣言しました。

 今回は違います。北朝鮮は日本のどこにでもミサイルを撃ち込むことができ、核弾頭をそれに取り付けることもできます。
 もともと、ミサイルの迎撃率は80%と言われていますから、同時に数発打たれたら、何発かは打ち漏らすでしょう。72年ぶりに日本は空襲を受けることになります。

 前回は戦争の最後に2発の原爆でしたが、長期戦では勝算が薄い北は最初から核ミサイルを打ち、日本国内外に強い戦争忌避の世論を作り、自国体制を維持したまま早急に停戦に持ち込もうとするのでは。

 核弾頭数はまだ限られているようですから、核兵器着弾以上に効果がある、原発への通常ミサイルによる攻撃も同時に行われるでしょう。
 都合の悪いことに、北朝鮮が狙いやすい日本海沿岸には福井県の原発銀座以外にも、島根、能登半島、玄海など原発がずらりと並んでいます。静岡県の浜岡原発を撃てば、日本は東西に分裂させられます。

 さて、今回の米国の軍事行動で最良のシナリオが実現し、北が核開発を中止、核兵器を放棄する可能性があるでしょうか。それは絶望的だと思います。
 金正恩氏は「イラクが蹂躙されたのは核を持っていなかったからだ」と確信しています。そして、それは客観的にも正しいように思われます。現在の体制を維持するには北に核は必須でしょう。

 北が核開発を止めない以上、トランプ政権下では遅かれ早かれ戦争になります。
 ここでトランプ氏のアメリカファーストが効いてくると私は思います。つまり彼はアメリカの利益を守るためには日韓の犠牲は厭わないと思うのです。
 日韓が北の核攻撃を受け壊滅しても、北を崩壊させ、アメリカの安全が確実となるなら、彼はその道を選ぶのでは。
 ユナイテッド航空の乗客引きずり下ろし事件を見ても、白人種は黄色人種の人権や生命を擁護する気持ちは根底では無いと思います。

 さて、私は13〜14日が東京で通常勤務、15日は東京の経営指針発表会、と横浜で某社と調印式、16日は日大同窓会で講演を頼まれていますので、ミサイル着弾の日は東京にいるかもしれません。東京が標的になる可能性もありますね。

 まあ、そうなったら仕方がないですね。
 赤穂にいる家人には災害備蓄品のチェックを頼んであり、核ミサイルの場合、家のどこに退避するか指示してありますが・・・

 このまま北とのミサイル戦に突入した場合、日本は甚大な被害を受けることでしょう。主要な原発が攻撃を受けた場合、日本の大半に人が住めなくなり、難民として国外を目指すことになるかもしれません。
 まあ、難民受け入れを渋ってきたツケですから仕方のないことかもしれません。

 このまま戦争になった場合、日本は戦後72年の米国追従政策が正しかったのか、反省を強いられることになるでしょう。

 72年間憲法改正もできず、独立国とは言えないような米国一極の追従政策をとり、国内に多数の米軍基地を持ち、周辺国との緊張状態も自国の論理で行動、解決できない。

 アングロサクソンの文化を一方的に取り入れ、金科玉条のごとく崇拝し、日本の伝統的な倫理観を失い、拠り所を失った日本人のあり方を井上ひさし氏は「既に日本国は存在しない、1945年8月15日に滅んでいる」と評しました。

 白井聰氏は「永続敗戦論」を著わしました。

 安倍首相は「戦後レジュームからの脱却」を唱えますが、その戦後レジュームに一番絡め取られた政権が現政権であり、今回の戦争前夜であることは何という皮肉でしょう。

 田中角栄氏や小沢一郎氏は全方位外交を模索しましたが、戦後レジュームから脱却しようとする試みはあらゆる手で阻止されました(カレル・ヴァン・ウォルフレン氏の「誰が小沢一郎を殺すのか」に詳しいです)。

 「最低でも(普天間基地移転は沖縄)県外」を公約とし政権を奪取した鳩山由紀夫氏はアメリカからの毎年の内政干渉の取り決めである「日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく要望書(年次改革要望書)」を廃止し、政権から追われました。

 思えば1960年、安保闘争の敗北により戦後レジュームが確立した事が今回の戦争前夜を招いたのでしょう。
 当時の首相は戦犯であった岸氏、安倍首相の祖父です。
 ここにも歴史の皮肉を感じます。

 歴史に”if”はないと言いますが、もし1960年安保が成立せず、日本が独立自尊の道を辿ったとしても、今よりも日本が繁栄し、富んでいたか否かは不明です。
 しかし日本人は自分の頭で考え、自分の足で歩く国民国家となっていた事は想像に難くないのでは。

 トランプ大統領就任時の安倍首相のスリよりと、ドイツ・メルケル首相の是々非々のコメントを見るに、同じ敗戦国でありながら72年で彼我に大きな差が付いてしまったと残念でなりません。
画像

 この船が日本海に出張っているらしいです。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
日本はケンポー9条で守られているから核ミサイルなんてはじき返すし北朝鮮大好きな福島瑞穂先生が得意の話し合いですべて解決してくれますから心配いりません。
鬼のような指値
2017/04/13 18:04
鬼のような指値様、コメントありがとうございます。

旧社会党委員長、石橋政嗣氏の非武装中立論は私が学生時代に刊行され、私も貪り読みました。
とても美しい理想が掲げられており、いつか人類が到達すべき目標であると思います。
同時に政治は現実であり、理想は段階を踏んで実現するべきであると私は考えます。続きます。
ベンプレ親父
2017/04/13 19:23
続きです。
さて、人間の成長に範を撮ってみましょう。幼児は意見、利害の衝突を実力で解決します。
小学校にあがるとボツボツ女の子は衝突を実力で解決することを辞めます。男の子はマダマダです(テストステロンレベルが女子より高いため)。
中学生になると男子といえども実力行使派は少数派になります。高校生になるとよほどヤンチャな男の子のみになります。
その後は男女とも実力で衝突を解決するのは犯罪者レベルの人間のみです。続きます
ベンプレ親父
2017/04/13 19:29
続きです。
人類が地球上に発生して2万年になります。当初の人類は全ての衝突を実力で解決していたと思います。
徐々に文明が進むにつれて実力による解決は減っていきます。
現在、いわゆる民主主義国家感では実力による問題解決はかなり減少してきました。
人類の成熟を人間の成長に例えると、現在は中学生くらいだと思います。
いつの日か人類が成熟し、石橋氏の「非武装中立論」が現実のものとなる日が来ることを願ってやみません。
ベンプレ親父
2017/04/13 19:36
進化というのは、何か聖なるものへの成長ではなく、ただ環境の変化に適応した情報が(遺伝子として)伝達されていく過程と思います。ある意味では、2万年前の人類の方が、まだマシ生き物であったかもしれません。

人によっては、戦争は、本能直撃の気持ちいいイベントなのでしょう。(思いきり暴れまくるチャンスあり:やめられない、とまらない。)言葉・恫喝により人を従え動かすのも、意外と気持ちいいというタイプの人もいるのでしょう。

それにしても、古城理事長は、アメリカ軍・在日米軍を好ましく思っておられないようで…。何か嫌なことでもあったのでしょうか。
クリストフ・ピンカ・レイン
2017/04/13 21:51
まだ全部ではありませんが、blogを読ませていただきました。先生と同年代です。考え方もよく似ていると思いました。私は祖父を日中戦争で亡くし、祖母は再婚もせず1才の母と、お腹の中にいた叔母を育てました。戦争で人生を狂わされても、天皇陛下万歳の祖母でした。86才の人生を終えた時に、祖母の戦争も終わったのだと、私は強く感じました。日本は歴史問題でも未来永劫かと思うくらい非難され続けられていますね。それとリンクするように、先生の指摘された航空事件、全く同感です。それにしても戦争で何が産み出せるのでしょうか?あきえさんじゃありませんが、祈るしかないです。PS 大変お忙しい先生みたいですが、どんな意見に対しても誠意をもって答えていますね。お人柄がうかがえます。
blogめぐり
2017/04/13 22:54
blogめぐり様、コメントありがとうございます。

御祖母様は戦争で大変苦労されたようですね。
私のルーツは岡山県玉島市(現・倉敷市玉島)ですが、曽祖父の代で家業の洋服屋を潰してしまい、当時日本領だった京城(現ソウル)に移住しました。祖父は朝鮮鉄道の高官でした。
父は京城で生まれ、終戦時は京城大医学部二年生でした。
終戦後は一家はバラバラとなり、命からがら日本に帰り着きました。祖父はC級戦犯になりましたが、なんとか遅れて帰国できました。
公職追放にて国鉄には入れず、雑貨屋で糊口を凌ぎました。

祖父は御祖母様と同じ86歳で父の病院で亡くなりました。
父は戦争には行きませんでしたが、引き上げ時の苦労話、戦後の苦労話は良くしてくれました。
永遠のゼロを読んだとき、私には戦闘や特攻の話以上に戦後の混乱期の話が強く印象に残りましたね。
なんとか戦争が回避できないかと私も祈ります。
ベンプレ親父
2017/04/14 05:28
クリストフ様、コメントありがとうございます。

人類の進化は生物学的、遺伝子的進化、適者生存による淘汰のみによるのではなく、文化、文明の蓄積と伝達によっても起こると思います。
その過程で友愛や平和の概念が生まれ、社会の是として定着するプラスも生まれれば、人種的偏見などのマイナスも生まれ、一部定着するのではないかと思います。

アメリカ軍は日本を焦土と化し、原爆を2発落とした軍隊ですから、私の心のうちには憎む気持ちはあります。
在日米軍は単純に軍隊としての機能だけでなく、独立国日本の重し、足かせとなり、日本人をマインドコントロールする一助になっているように感じます。

日米同盟はかつての日英同盟、日独伊三国同盟のような対等な国同士の同盟ではなく、占領軍による一方的な同盟との様相が強く、健全な同盟とは思えません。

アメリカ軍、在日米軍が好きではありませんが、そこに所属する兵士や軍属にはなんのわだかまりもありませんし、パワーリフティングを通じて友達もいます。
ベンプレ親父
2017/04/14 05:47
古城先生も、金正恩(党委員長)に負けず劣らずホットテンパーと思われます。
しょーもない症状で入院さすな
2017/04/14 23:33
しょーもない症状様、コメントありがとうございます。

評価は自分ではなく人が下すものですから、甘受します( ̄▽ ̄)
ベンプレ親父
2017/04/15 09:40

コメントする help

ニックネーム
本 文
4月15日から戦争が始まるかもしれません 晴耕雨聴/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる