ヤマト運輸の変質が気がかりです(その4.ひとまず最終回)

 前回のヤマト運輸よりの回答を受け、再度質問したことを前回のブログに書きました。
 判りやすいように、質問の後半部分を再掲します。

 『今回の事象は「自分たちの仕事は何業か?」が定義されていないことから起こった事だと思います。
 宅配便は「物流の困り事解決業」、「物流の利便達成業」であったはずですが、いまやその視点が抜け落ちてはいないでしょうか。以下の質問を追加しますのでご回答ください。

 13、ヤマト宅急便の果たすべき社会的使命とは何でしょうか。
 
 14、ヤマト宅急便は何を持って社会のお役立ち足りうるとお考えでしょうか。』

 今朝いただいたヤマト運輸の回答は以下です。

 『古城資久様

 改めまして、平素よりご利用頂いておりますこと厚く御礼申し上げます。この度の一連の件に於きましては、ご迷惑をお掛けしましたこと、今一度お詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。
 お問合せを頂きました点、弊社全社の課題と捉えて図って参ります。
 大変恐縮ではございますが、更にご質問を頂いております旨も併せて、個々の質問に対するこれ以上の回答は、差し控えさせて頂きます。
 貴重なご意見を頂きましたこと、誠にありがとうございました。

ヤマト運輸株式会社
姫路主管支店サービスセンター  ●●●●』

 以上です。回答できないというのは問題があると思いますが、『お問合せを頂きました点、弊社全社の課題と捉えて図って参ります。』という文言をうけ、ひとまず様子を見たいと思います。

 ヤマト運輸様、どうか小倉昌男氏の経営理念を忘れることなく、本業に邁進していただきたいと祈念致します。
画像

 パワーハウス赤穂に張り出された先日の全日本BPの結果です。
 相変わらずプロレス調のハデな煽り文句ですね。

 小笠選手の3振&失格は華麗にスルーされていますなw

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この記事へのコメント

マニア
2018年03月08日 01:16
お疲れ様でした。
非常に読み応えのある内容でした。

最近の日本企業には自分も感じることがあります。
私は本でしか知りませんが、
昔の日本企業には強烈な個性の、アイドルともいえるような経営者(指導者)がいたと聞きます。
彼等の存在は企業に規律と個性を持たせました。
しかし今、アイドルを失った企業は
MADE IN JAPANを失墜させ、従業員の労働力を一方的に搾取し、それでも走り続ける亡者です。

これは商品開発の仕方にも大きく変化を与えていると思います。
過去には、ウォークマンやシャープペンシルのような
それまで市場に存在しなかった新しい需要を生み出してきた日本企業でしたが
今では既に存在する需要に合わせて商品を出すばかりです。
これではそもそも数で勝るアメリカ、中国には絶対に勝てません。
というよりも事実負けています。

電波を貸す、人材を貸す、家を貸す、レンタル型企業
商品を横流しするだけの転売型企業
オークションサイトや、フリーマーケットアプリなど、場所を提供する通行料型企業
最近の日本で幅を利かせているこれらのタイプの企業に外国と戦う力はありません。
それが、今後の日本の不景気に繋がっていくと私は考えています。

昭和期からある所謂大企業と言われる日本の企業は、今回のヤマト然り、肥大化しすぎたのだと思います。
結果として、何も決められない、決まっても動けない企業となっているのでしょう。
情報社会になって、少数の大きな声があたかも大衆の声であるかの様に聞こえる事も企業を臆病にしている一因かもしれませんね。

私自身、古いタイプの企業を作って日本の軌道を修正できたらと思っています。
まだまだスタートラインにも立てていませんが…笑
ベンプレ親父
2018年03月08日 21:32
マニア様、コメント有難うございます。

今回の事象は経営理念、企業理念の形骸化、消失がもたらしたものだと思います。
経営理念を確立し、浸透させるためにはカリスマの存在が最も容易ですが、これを集団の、時代を超えた意思として確立できれば最強だと思います。
上場企業は株主という不特定多数のオーナーがいるために迷走しがちで、ここが最大の弱点です。
100年以上続く企業には非上場企業、同族企業が多いこともそれを裏付けています。
ヤマトに限らず、三菱も神戸製鋼も事情は同じでしょう。
上場企業の踏ん張りどころは実に理念の体現にあると思います。

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