世界マスターズベンチプレス選手権、世界新記録で優勝しました
4月23日から25日まで南アフリカ・ヨハネスブルグで行われた世界マスターズベンチプレス選手権、ベンプレ親父はMⅢ60歳代の部に出場、245.5kgの世界新記録を樹立して優勝しました。
第一試技 245.5kg 白2、赤1 成功 主審はフィニッシュの不揃いを取ったようです。
第二試技 265.5kg 赤3 失敗 押しきれませんでした。
第三試技 265.5kg 赤3 失敗 押し切りましたが、バーが上にズレ、フィニッシュが掛かる前にラックしてしまいました。
第二、三試技はMⅢオーバーオールの世界新を狙いましたが、後一歩でした。
なお団体戦は日本は男子MⅠ、Ⅱ、Ⅲともに優勝、ベンチプレス王国日本の伝統を守ることができました。
また、MⅢのベストリフターは第一試技成功でキメたつもりでしたが、93kg級のEhrt Hans-Jurgen選手に負けていました。うーむ、250kgあたりを一本挟んでおけば・・・
しかし、第一試技が成功したら265.5kgをやることは出国前から決めていましたので、これでよかったと思います。
スコアシートを張っておきます。
120+kg
1. Kojo Motohisa 1958 JPN 130,00 0,5656 16 245,5-w3 265,5 265,5 245,5 138,85 12
Nation (points)
1. Japan 51 [12+12+9+9+9] 623,83 w.pts.
2. Germany 24 [12+12] 273,63 w.pts.
3. France 20 [12+8] 245,10 w.pts.
4. Denmark 17 [9+8] 203,62 w.pts.
5. U.S.America 12 [12] 109,71 w.pts.
6. Kazakhstan 12 [12] 109,61 w.pts.
7. South Africa 9 [9] 102,12 w.pts.
8. Norway 7 [7] 113,80 w.pts.
Best Lifters of Masters 3
Rnk Lifter Nation B.Weight WF Result W.Points C.Rnk.
1. Ehrt Hans-Jurgen Germany 90,85 0,6354 220,0 139,79 1
2. Kojo Motohisa Japan 130,00 0,5656 245,5 138,85 1
3. Kitagawa Takeshi Japan 88,00 0,6459 210,0 135,64 2
さて、ベンプレ親父の競技はこれで全て終了です。思えば子供の頃からいつもなにか競技をしていました。
小学生は水泳、自由形25m、50mの赤穂市記録を作りました。
高校はアメフト。都大会ベスト8まででした。私は東京都選抜軍に選ばれ、アメリカハイスクールチャンピオンの横田基地高校との試合に出場しました。
大学は柔道。素人からでしたが三段まで行きました。団体戦は関東医科大学大会準優勝が二回。
社会人ではまたアメフトを。岡山の社会人チーム創設直後より参加し、程なくチーム代表になりました。左のオフェンスガードとして10年間頑張り、西日本社会人リーグ1部(現在のXリーグウェスト)までチームは強くなり、 ローカル局ですがTV中継されるチームになりました。
フットボールと一部時期が重なりますが、パワーリフティングも始めました。
キャリアハイはアジアパワーリフティング選手権110kg級2位、アジアベンチプレス選手権2位です。
一時スポーツから離れましたが40代後半はドラコン(ゴルフのドライバーショットの飛距離を競う競技)を始め、マスターズ部門(45歳以上)の日本ランキング4位まで行きました。
その後はベンチプレスを。マスターズⅡで世界選手権4回優勝、マスターズⅢでは今回優勝でした。アジアはマスターズⅡで6回勝ったと思います。この10年間、マスターズⅡ、Ⅲの重量級ベンチプレスは不肖ベンプレ親父を中心に回っていたといっても、そうヘンではないですぞw
世界記録も二回。MⅡはフィリピンのマニラで行われたアジア選手権で276.0kgをリフトして記録達成。今回はMⅢで245.5kgの世界記録を作りました。
スポーツではかなり成功したと思います。どれもこれもパワースポーツですが。
私は足は早かったのですが、球技や体操はまるでダメで、小学校の体育の成績はいつも3でしたw
とうとう競技スポーツ歴50年です。パワーリフティングは32年。もう十分楽しませてもらいました。これで引退します。
32年前競い合っていた選手で現在も高いレベルで競技をしている選手は、いつの間にか一人もいなくなりました。
丈夫な体に産んでくれ、元肥をたっぷりくれた両親、職場の理解ある仲間、競技の友人たち、応援してくれた妻と子供たちと犬。みんな有難う。
これからはエンジョイスポーツに切替、健康管理をします。両肩、両肘、左膝、腰と満身創痍ですからね。
改めて、みんな、有難う !!
この記事へのコメント
まだまだしないといけないのが、JPA会長で、世界王者!
あと我々の手で世界ベンチで優勝!
これで引退は3年遠くなりました(^^)
お体も丈夫、健全な精神、これまでのキッチリした経営の実績…等々。
曳舟病院、陽子線センターも順調に成長。
先生が70歳になる2028年?頃には、日本屈指の医療介護グループになっていると思います(^^)
返信遅くなりました。
過分なお褒めの言葉、有難うございます。皆様のご多幸をお祈り申し上げます。