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zoom RSS 109.5kg 富山の障害者授産施設MUROYAを見学

<<   作成日時 : 2018/08/29 11:25   >>

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 月曜日は富山市に4月からオープンした障害者授産施設MUROYAの見学に行ってまいりました。
 MUROYAは富山でアルペンリハビリテーション病院を中心に広く医療系事業を展開しているアルペン会グループの新規施設です。

 現在の障害者事業は病院給食の下ごしらえ、近隣の造り酒屋さん(満寿泉)とコラボした酒粕マカロンなどの製造販売、地元の放し飼いの豚が目玉の食堂経営などです。
 近隣の農家との共同で、野菜作りもスタートしています。

 事業規模はまだ小さいですが、今後更に増えそうな予感です。

 われわれ伯鳳会グループも2箇所の障害者授産施設を経営していますが、経営スタイルは随分違いました。
 伯鳳会の授産施設は清掃、リネン、うどん屋、パン・お菓子製造販売、園芸をやっていますが、清掃、リネン、園芸の大半は伯鳳会グループ内で生まれる仕事の受注です。
 また、うどん、パン、お菓子は外部への販売が多いですが(一部は病院食にも使用)、販売する食材は全て授産施設で製造したものです。

 つまり、伯鳳会グループの授産施設は法人外とのコラボ、協業はほぼ無く、自社製品のみです。

 MUROYAはスタイルが随分違います。写真のワゴンには多くの商品が並んでいますが、MUROYAのオリジナルは一部で、他の商品は近隣の企業から仕入れたものです。
 小物、地元由来の食材、お酒、調味料などでした。

 MIROYA一帯は、旧い廻船問屋街です。廻船問屋がなくなり、大きな古民家が残りましたが、地元のリーダーが音頭を取って古民家を再生し、ガラス工芸作家、木工作家、陶芸家などの芸術家や特徴ある食品(饅頭とか)の事業者をこの古民家街に集めました。

 この一帯は観光街となり、ともに反映しています。
 MUROYAはその一角で、この古民家街で生産される製品を販売し、共同で商品を作り、観光客のためのレストランを開き、地元の農家と協業してレストランの食材を調達しています。壁画も地元の画家です。
 つまりアルペン会以外の地元企業との連携が強みになっています。

 アルペン会の理事長、M先生(私の大学の後輩の女医さん)は代々の名家で、病院も古くからあります。つまり地元に根ざした地元の人間であり、地元とともに発展することが自然に行われています。

 翻って、私は地元である赤穂市とは深いつながりを感じたことがありません。父親はハンティングが趣味で、キジ・カモの多い赤穂で開業しただけで、赤穂には全く地縁血縁はありませんでした。
 ベンプレ家は全くのパラシュート舞台で、赤穂の人は顧客ではありますが、敵でもありました。
 今のその構図は、私の中では大きく変わっていません。

 これが伯鳳会が協業、コラボ、連携といったワードに強みを持てない原因でしょう。
 逆に伯鳳会グループが赤穂を出て、兵庫県各地、大阪、東京へと事業を拡大していった原動力でもありますね。

 ルーツのしっかりしている事業家と、ボヘミアンの事業家が経営スタイルが異なるのは当然でしょうが、色々と考えさせられる見学会でした。

 100年続く企業は大きな企業ではなく、上場企業でもありません。規模を守り、非上場の家業的経営をする企業の方が長持ちするそうです。
 「屏風と店は広げると倒れる」という格言もあります。

 私は事業を安定化するために、赤穂よりも需要が旺盛な外部へ打って出いたのですが、これからはこの方法が吉と出るか凶と出るか、何とも言えませんな。

 「授産施設経営の先輩として、一丁アドバイスしてやるか」なんて富山に乗り込んだのですが、こちらが学ぶことばかりでした。
 M先生、スタッフの皆様、有難うございました。

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