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zoom RSS 第17回医療経営学会のシンポジストをやりました

<<   作成日時 : 2018/11/06 00:52   >>

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 11月4日(土)は東京に居残って、第17回日本医療経営学会学術集会・総会でシンポジストを務めてまいりました。
 セッションは「若手経営者が自院の経営を語る」part4.です。
 ベンプレ親父が「若手」とはおこがましいですが、来月でいよいよ還暦、さすがに若手は名乗れなくなります。
 今回は「若手経営者」シリーズの最終講義(講義はこれまたおこがましいですが、ホレ退官記念最終講義とかあるじゃないですか)という事で、務めさせていただきました。

 昨年の同じ学会の「若手経営者が自院の経営を語る」パート3.でもシンポジストをやりました。この年の同学会は2会場に分かれて36人の経営者が自院の経営を語るという壮大(?)な規模でした。

 学会終了後、「もう一度聞きたい演者アンケート」が行われましたが、不肖、ベンプレ親父がトップ当選し、今回の最終講義と相成りました。
 セッション冒頭に特別に30分の時間を頂き、地域別(過疎地、地方都市、大都市)の病院経営戦略の違いと、法人横断、地域横断的な戦略について語らせていただきました。

 地方都市モデルとして保健・医療・福祉複合体を紹介し、「二木立モデル」と解説しましたが…
 セッション終了後、その二木先生(前・日本福祉大学学長)が会場におられたことが分かり、恐縮してしまいました。

 さて、今回のシンポを全部聞いてつくづく感じたのは、「私はボヘミアンだなー」という事です。
 父親は大陸からの引揚者、赤穂市には縁もゆかりもなく開業、私自身も中学校から東京ということで、自分は「赤穂人」という感覚があまり無い。

 他のシンポジスト、特に地方都市、過疎地の病院経営者は皆さん地元愛に溢れ、「地域とともに、地域のために」という経営をされています。
 自分は少し違いますね。どこで医療をやるのが最も自分の力が発揮できるか、将来展望があるかを考えながら経営していますから。

 私はダメな経営者なのかなーと思いますが、もう60歳までこのスタイル出来ましたから、反省するには遅すぎますな。

 さて、もう一つ感じたことは、地方都市セッション、過疎地域セッションの病院の中には、優れた若手経営者が率いる病院と言えども、そろそろダウンサイジング、撤退戦に臨んでいる病院があるという事です。
 全国の病院数は1万余りから現在8000あまりまで減少しましたが、シンポジウムに呼ばれるような元気な経営者の病院は、「地域はシンドクなっているが、ウチはまだまだ」という病院ばかりでしたが、経営者の能力だけではカバーできない状況がヒタヒタと押し寄せていますね。

 伯鳳会グループでも本部のある赤穂は過疎地域です。赤穂中央病院は現在も業容拡大基調ですが、地域全体を見ると医療は縮小を始めています。
 赤穂ではもう10年も前から、「業界が縮むときは一様に縮小するのではなく、弱いところから先に縮小する。強いところはむしろシェアを伸ばすチャンスである」と言い続けてきました。
 実は赤穂は現在その通りになっています。

 しかしこの時期を過ぎると、赤穂全体が撤退戦になるでしょう。

 私は次のドメインを見つけていますが、撤退戦は一番難しいと言われます。
 残された後10年の経営者人生(70歳で引退します)の中で、この戦いを大きな傷を負うことなく終了させ、新しいドメインの活力をそがないようにコントロールすることが、これからは一番大切になるのかもしれませんね。

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