大阪G20が終わりました&F1オーストリアGPでホンダがついに優勝 !!

 先週末で大阪で開かれていたG20が終了しました。いろいろと話題は尽きませんが、ひとまずテロが無くて良かったですね。
 先日来ホルムズ海峡周辺がキナ臭いですし、少々心配していました。

 さて、G20は米中貿易摩擦を中心とする保護貿易の台頭に対する警鐘、海中プラスチック汚染に対する対策位でしょうか、G20全体として決まったことは。
 宣言には「保護貿易」の文言も書き込めませんでしたから、まあ実りは少なかったかも。
 海洋プラ汚染も2050年にはこれ以上海洋プラ汚染が悪化しないようにするというものですから、ちょっとスピード感が無さすぎかも。

 地球温暖化についてはスルーされました。京都議定書をアメリカが脱退し、骨抜きになりましたな。実は何よりも人類にとって深刻な問題なのですが。

 この機会を使った二国間協議もいくつも行われました。日本とロシアの北方領土問題は一歩も進展しませんでしたね。
 それ以上に印象的だったのは、G20の場でのプーチン大統領の発言、「自由主義は時代遅れになった」という発言でした。

 我々の子供時代は米ソ冷戦の時代でした。中国は文化大革命の時代でした。自由主義と社会主義は世界を二分し、その優位性を競っていました。
 西側にいた我々は、ソホーズ、コルホーズの失敗や農業政策の失敗で中国で大飢饉が発生したことなどから統制経済は自由主義経済に敗北したと考えていました。

 しかし経済の失敗は、自由主義だから、社会主義だから成功した・失敗したという単純なものではなさそうだと最近世界は感じ始めました。
 中国は現在日本の3倍のGDPを有し、近い将来アメリカのGDPを抜いて世界一の大国になります。中国は計画経済の国で、共産党政府が投資分野や規模を決めて発展してきました。
 その過程で東西問題(沿岸部と内陸部の貧富の格差)が深刻化し、10年ほど前までは中国は東西問題で内部崩壊するという見方もありましたが、先冨主義は成功し、経済発展の恩恵は徐々に内陸部にも浸透し、東西問題は解消されつつあります。

 自由主義経済圏にあっても、アルゼンチンやギリシャの様に経済破綻する国も増えてきて、経済の優劣は社会体制と一対一対応しないのではないかと世界は理解し始めました。

 さらに自由主義、社会主義いずれの範疇にも属さないイスラム主義国が世界経済・政治の舞台に大きなウェイトを占めつつあります。
 自由主義のお膝元のEU諸国でも民族主義が大きな勢力となりつつあります。

 ここに来てついに、プーチン大統領は「自由主義は時代遅れだ」と発言しました。
 自由主義国は個人の自由と幸福、企業の自由と幸福、社会の自由と幸福を尊重し、その追及を極限まで許容したことによる合成の誤謬が深刻化しつつあります。
 「神の見えざる手」は本当にあるのかという問題です。ニーチェの時代に精神世界では既に「神は死んだ」様ですが、市場経済に神など最初からいなかったのではないかという疑問です。

 今後の世界は「全体の幸福」、「将来の最適化」など恐らく普遍的な価値観と思われる命題を実現する「正しい価値観」を一つ一つのアジェンダに各々模索し、〇〇主義といった統一した価値観で世界を切っていくのは無理なんでしょうな。

 G20の後ですが、トランプ大統領と金委員長の米朝会談はサプライズでした。
 もしかすると朝鮮戦争の終結宣言、そこまで行かなくても北朝鮮の国体護持が認められるのかもしれません。そうなると朝鮮半島の南北分断が固定化してしまいますね。

 もともと朝鮮半島は一つの民族、一つの言語ですが、過去何千年にもわたって周辺国の事情に翻弄されてきました。中国の属国であった時期は特に長く、元寇で日本に攻め寄せた元の軍艦は朝鮮で作られたもので、水兵も朝鮮人が大半だったそうです。

 1910年~45年は日韓併合が行われました。日露戦争の戦利品として、なぜ朝鮮半島が使われたのか、誠に気の毒です。

 大東亜戦争の終戦により、ようやく独立を勝ち取ったと思いきや、1950年からの朝鮮戦争で国は2分割されてしまいました。朝鮮民族の内戦ではなく、米と中ソの代理戦争に近い戦争でした。

 同様の事象はドイツでもベトナムでも起こりましたが、ベトナムは1969年のベトナム戦争(ベトナムでは抗米救国戦争と言うそうです)終結で民族統一を成し遂げました。
 ドイツは1989年のベルリンの壁崩壊で民族統一を果たしました。

 しかるに、周辺国との地政学的問題が大きな朝鮮では2019年の今も外圧による民族分断が継続しています。誠に痛ましい事です。
 韓国の文大統領は、北朝鮮とアメリカの問題に対し、積極的に動いていますが、その真意は韓国の安全保障と北朝鮮に対する優越ではなく、民族統一であると思います。
 彼の行動を大局的に観察すると、彼はアメリカの味方でも日本の敵でもなく、(南北を問わず)朝鮮の味方ではないかと私には思えます。

 日本も大東亜戦争敗北後、分割統治される案がありました。北海道・東北をソ連、関東~近畿をアメリカ、四国を中華民国、山陽~九州をイギリスが統治する案があったそうです。
 蒋介石の反対で連合国統治になった様ですが、もしかすると茨城の北で日本にも38度線が出来ていたかもしれないのです。

 いまだに列強の都合で分断されているという前時代的な朝鮮半島の状況には同情を禁じえません。なんとか私の目の黒いうちに朝鮮半島が真の独立と民族自決を果たせないものかと祈念しています。
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 さて、F1オーストリアGPでついにレッドブルホンダが勝利しました。ホンダとしては13年ぶり、F1復帰後5年目にして待ちに待った勝利です。関係者の皆様、おめでとう御座います。

 私はこのレース、ナマでは見ていませんが、DAZNの録画で全周回を見ることが出来ました。
 フェルスタッペンはスタートで失敗し、2番グリッドから8番手まで順位を落としましたが、その後は圧倒的な走りでラスト3周で首位に立ち、そのままチェッカーを受けました。
 こんなにオーバーテイクの多いレースは初めて見ました。ホンダの記念すべき復帰後最初の優勝がこれほど劇的なレースになるとは…

 これから後半戦ですが、更に優勝を積み上げてほしいです。僚友のガスリー、昨年1年間、マクラーレンからボロ屑のように捨てられたホンダパワーユニットの熟成に努めてくれたトロロッソも頑張ってください。
 ガスリーは複数回、トロも一回くらい表彰台に乗って下さいよ。

 ホンダの復活でF1は面白くなりました。またBS無料放送や地上波で放送される日が来るかもしれませんね。

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