WE555のドライブアンプを6L6GC無帰還シングルに変更してみましたが...

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 (無線と実験のキット、6L6GC無帰還カソードチョーク・シングルアンプです。チープですが不細工では無いと思います)

続報です。
 Cの値を0.264μFから0.144μFに変更した是枝Lab.LCチャンデバを、オーディオマエストロさんで計測してもらいました。
 カットオフは84Hzになっていましたので、パラっているコンデンサーをもう一個外し、0.0122μFにしますとカットオフは101Hzとなりバッチリに(^-^)/

 WE555には先で18db/oct減衰、100Hzローカットのアクティブチャンデバを入れるつもりですが、それまでWE555のドライブアンプにWE124Aを使い続けて大丈夫でしょうか。

 WE124Aの出力は12Wですが、WE555、30150Bともに振動板はエール音響ですので定格入力は6W。調子に乗ってボリュームを上げて(お酒を飲んだ時とお客様が来た時が危ない)また飛ばしちゃわないかしら。。

 WE555をトバさないために、追加の対策としてパワーアンプの出力を小さなものにする手があります。

 WEのアンプはWE86(1934年)やWE91(1936年)が一番有名だと思いますが、これらはWE594(原型は1933年、型番が付いたのは1936年)の時代に開発された物だそうです。WE555(1926年)が開発された時代は555はWE41+WE42、またはWE41+WE42+WE43(いずれも1928年)でドライブされていたそうです。

 WE41+WE42は出力が1.9W前後だそうですが、WE12a、13a、15aあたりは2Wもあれば小劇場なら十分鳴らせたようです。
 現在はソースのダイナミックレンジが往時とは大違いでしょうが、2Wで鳴らせない事も無いのかも。

 WE15aといえば故・池田圭先生ですが、先生は自作の6GA4(東芝)シングル無帰還、国産のタンゴトランスのアンプをWE555に使っておられました。このアンプの出力は3Wくらいだと思います。
 池田先生ならWEのどんなアンプでも入手可能でしたでしょうが、音の面からこの自作アンプに落ち着かれたのでしょう。

 池田邸のスタジオを訪れた方は、これにALTEC803壁バッフル3Dウーハー(とWE713、アルテック3000B)を加えたシステムで美空ひばりや青江三奈を大音量で聴かされてぶったまげていたそうです。
 クラシックファンもジャズマニアも、みなさん池田邸を辞するとその足でレコード店に行き、ひばりや青江三奈のレコードを買い漁ったとかw

 さてベンプレ亭書斎には半年ほど前に自作した6L6GC無帰還シングル・カソードチョークのパワーアンプがあり、現在グッドマンAXIOM22をドライブしています。コレが透明感があるナカナカの音です。
 このアンプ、出力が4.9W+4.9wですから、丁度良いかも。

 しかし、小出力アンプをクリップさせるとかえってスピーカーを飛ばしやすいという話も聞きますね。
 当然、現行のWE124Aより波形のクリップは起こりやすいと思いますが、WE124AがNFアンプであるのに対し無帰還アンプですから、クリップ時の歪はそれほどシャープにならないのでは。
 さらにヤフー知恵袋で回答して頂いた方のお話では、クリップで生じる歪は高調波なので、実際はドライバー破損の原因になる事は少ないらしいです。
 
 クリップさせても良いなら、出力が小さい方が安全だと思います。
 先で100Hzローカット、18db/octのチャンデバを用意するまで、WE555のドライブアンプは6L6GCシングルにしておきましょう。

 という訳で、アンプを繋ぎ変え、ATTを調整して聴いてみました。
 池田邸に範をとって歌謡曲、石川さゆりを聴いてみましたが…
 やはりWE124Aには適いません。6L6GCシングル、S/Nが良くクリアなのですが、WE124の味の濃さには負けますね。

 まあしょうがないですね。WE124Aとベンプレ親父の自作アンプがいい勝負ならそっちこそ困りますぞw

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