放送局用オープンリールデッキ・DENON DN-3602RをGet !!(その2.)

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(メカ部分のアップです。テープ走行は書斎のデッキの中では一番良く、再生後の巻取りテープは全く段差がありません。新品のパンケーキみたいに巻けます)

 ベンプレ亭書斎への導入時期が一番古いLPタンテはデンオンのDN308Fです。このタンテはデンオンの放送局用タンテの最終モデルで、1978年製です。
 現在は内蔵のフォノイコライザーは使わず、アーム、カートリッジも取り換えていますが、ターンテーブル部分は完調でビクともしていません。

 デンオンは元来NHKをはじめとする放送局の業務用機材を請け負っていましたから、タンテと同様にオープンデッキの放送局用もありましたが、アマチュアが目にする事はありませんでした。

 しかし1年ほど前に、友人宅でデンオンの業務用デッキを見ました。イコライザーがNAB-JというNHK独自のものだそうで、なんだか使い難そうでした。友人も常用機にはしていない様子です。
 その時は「こんなものもあるんだな」で済ませていましたが、最近ヤフオクに程度の良さそうなブツが出品され、毎晩見ていると欲しくなってポチッてしまいました。

 GetしたデッキはDN-3062Rです。ググってみますと1988年に発売された、デンオン最後のオープンリールデッキの様で、業務用のコンソール型モデルの最終版らしいです。
 学生時代使っていたDH510が1978年発売で、デンオン最後の民生用オープンデッキですから、1988年製のDN-3062Rはずいぶん後のモデルになりますね。
 CDの発売が1982年で、デンオンはLPの最後期からは盛んにPCM録音を推していましたから、1988年生まれの3062Rは恥かきっ子みたいなブツですなw
 他社製品をググってみても、ほとんど最後に発売されたオープンリールデッキの様ですね。

 LPタンテのデンオン308Fもデンオンの業務用タンテの最終モデルですから、これと一緒に使うとNHKのFM放送局みたいで面白いかも。デザインも良く似ていますぞw

 さて少し出力端子が気になります。
 3062Rは出力端子がバランスだけです。ベンプレ亭書斎のプリは是枝ラボLL-AAとマンレイ・ラインミキサーですが、前者はアンバラ仕様です。
 タスカム42Bはアンバラ出力からLL-AAのアンバラ入力に繋ぐより42Bバランス出力からLL-AAアンバラ入力に繋ぐ方が音が良かったので、今回も不問にしちゃいましょう。
 友人に聞きますと、XLRプラグの1番と2番の間に600Ωの抵抗を入れて使うそうで、これならアンバラ接続にしてもOKらしいです。

 次はテープのイコライザーの問題です。
 先にも書きましたが、3062RのイコライザーはNABとCCIRの中間の特性を持つNHK独自規格のNAB-Jですが、アメリカ・日本はNAB、ヨーロッパはCCIRなので、少しイコライゼーションが必要なはずです。

 3062RはFM放送局で使われていた器械ですが、海外から送られてきた音楽祭やコンサートのテープ(NABまたはCCIRで録音済)の再生は何か別のイコライザーを通していたのかもしれませんね。

 書斎のプリアンプはアンバラ仕様の是枝ラボLL-AAとバランス仕様のマンレイ・ミキサーです。トンコンはLL-AAにしか付いていませんので、イコライジングしないと聴き難いならアンバラ接続でLL-AAに繋ぎましょう。

 この辺りまで妄想が膨らんだところでブツがベンプレ亭書斎に到着しました。現品は1昭和62年(1989年)9月製造の印が押してありました。
 XLRケーブルはこれか作るとして、とりあえずデッキ付属のモニタースピーカーで先日録音したオルガン曲を鳴らしてみました。

 テープの走行は大変安定しており、音も良いと思われます。これはラインケーブルを作って、システムに入れて使うのが楽しみですね。

 ケーブルを作ったら続報を書きましょう(^-^)/

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