何で時代はストリーミングなんだよう!!

(ネットで拾った再生回数1億回を超えたストリーミング配信の楽曲です。なんと、ベンプレ親父は一曲たりとも知りません !!
こんなの最近はぴえんヶ丘どすこい之助とかいって嘆くんでしょ?でもベンプレ親父はクラシックとモダンジャズしか勝たんから)
少しブログの更新が飛んでしまいました。ちょっとパーツの故障や不良で往生していましたので。
故障や不良のブログは書けません。こっちの使い方が悪いのかもしれませんからね。
実はまだ問題の解決していないヤツもあります。困ったもんだ。
さてオーディオは長年再生ソフトは手元にあるものでした。ロールピアノの時代から、SP、LP、テープ、CD、SACD、MD、DCCはもちろんそうですし、ハイレゾ配信もダウンロードして手元のHDに保存していました。
ところがこのところ様子がおかしいです。ストリーミングが幅を生かせて来たのです。
少し前にMpeg3グレードの音楽をダウンロードをして、ウォークマンの様にイヤホンで聴く何とか言う端末(ipodだっけ?)がアップルから出てましたよね。大流行したかと思うと一気に消滅しました。
みんなストリーミングに移行し始め、あっというまにソッチが主流になったからです。
ナニ、低音質ソフトしかストリーミングなんて無理だと高を括っていましたら、インターネットが高速化するにつれ、ずいぶんサイズの大きなコンテンツも配信で可能になりました。
音楽ストリーミングのサイトを覗いてみますと、マルチビットでは24bit/192KHz、DSDでは11.2MHzなんてのがありますぞ。
これはBlu-rayオーディオよりSACDよりハイレゾで、ダウンロードの一番良いものと変わりません。
映像もどんどんストリーミング化している様です。4Kのディスクメディア、UHD-BDが少し前に出ましたが、ソフトがあまり増えません。4KTVは普及してきたのにどうしたのかな?と思っていましたら、ストリーミングですね。
衛星放送では4K、8Kがありますし、そういえばYou Tubeなんかだいぶん前から4Kがありますね。
UHD-BDのプレーヤーは全く出ません。パイオニアとパナから少し出ただけ。この分野でトップメーカーだった中国のOPPOは撤退してかなり経ちます。
OPPOの中古UHD-BDプレーヤーは新品以上の高値で中古市場で売買されていたにもかかわらず、OPPOはこの分野には先が無いと見たのでしょう。
そういえばハイレゾ配信のダウンロードも頭打ちです。次代はコレだと思い、ベンプレ親父も少しはやっていたのですが、時代は一気にDLを追い越していきました。
DL同等の音質がストリーミングで配信されるのなら、手元にためておく必要性はないという理屈です。
貸しレコード屋、貸しビデオ屋の衰退(前者は消滅、後者はDVDかBDに模様替えしてまだ生き残っていますが)も著しいですな。
われわれの医療業界も20年ほど前から電子カルテが普及し始め、今は普通の病院なら電子カルテです。レントゲンもデジタル化し、PACSという院内画像配信システムが普通になりました。
どちらも病院内にサーバー室を作り、そこに保管していたのですが、こちらも徐々にクラウド化が進んできました。
個人情報の最たるものであるカルテやレントゲンフィルまで外部保管ですから、音楽や映像のエンターテイメントがクラウド化してもアタリマエなんでしょうね。
うーむ、しかしアナログ人間、昭和33年生のベンプレ親父としては忸怩たるものがありますな。
20年ほど前に、赤穂中央病院に競馬狂のDr.がいました。当時から馬券はネットで買えたのですが、彼は姫路の場外馬券場まで行って馬券を買うのです。
「手元に馬券があるのが良いんだ」と言ってまして、妙なやつだなーと思ってましたが…彼の気持ちが今は良く判ります。
スキ物ほど「自分の楽しみ方」に一流の型があるわけでして。
ベンプレ親父は今後も買いますよ、LPもSACDも。でもボツボツストリーミングの勉強もしようかな。ハイレゾのDL、まだ少ししかソースを貯めてないのですが、止め時かもしれませんね。
それにしても…便利になるとツマランですよね。
ベンプレ亭のビンテージオーディオのマルチアンプシステムなんて、苦労するためにある様なシステムです。
でも世の中に旧車マニアが居るように、面倒を楽しむ遊びがあるんですな。別に最高性能を狙ってるわけではないのです(自分じゃ最高性能では無くても、サイコー性能だと思ってるw)。
降る雪や。昭和は遠くなりにけり。
今日は暖かいけどね…
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